シャネル ボーイフレンド ネオツイード 「マスキュリンスタイル」【今週の逸本 Vol.209】

フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、当連載初登場のシャネルから、『ボーイフレンド ネオツイード』をご紹介しよう。

CHANEL
1910年に帽子専門店としてスタートした「CHANEL(シャネル)」。古い価値観に縛られず、女性たちが着たい服を着ること、自分らしくいることをコンセプトに商品を展開。そのスタイルは大きな支持を集め、ブランドは瞬く間に成功を収めた。タイムピースの開発も進めており、2000年に発表したセラミック製の『J12』は時計界に衝撃を与え、高級腕時計にセラミック素材という図式を定着させた。

「自分らしさ」の選択肢を広げるボーイフレンドコレクション

「女性が自分らしく自由に生きられるように」をブランドコンセプトに、バッグ、アパレル、香水、宝飾品、化粧品と、あらゆるファッションアイテムを手掛けてきた「CHANEL(シャネル)」。

なかには時計も含まれており、セラミックを用いたシャネルの機械式時計『J12』は時計界にセラミック素材を普及させた1本。その功績は現在の時計シーンを見ても明らかで、“時計界にシャネルあり”は決して過言ではない。

さて、そんなシャネルから今回お届けするのは、マスキュリンコーデ(男性的な装い)に最適な1本。シャネルのボーイフレンドコレクションから『ボーイフレンド ネオツイード』をご紹介しよう。

ボーイフレンド ネオツイード

“ボーイフレンドコレクション”とは、メンズライクな要素を押し出した商品シリーズのこと。

シャネルの香水「N°5」のボトルストッパーから着想を得たケース、シンプルな文字盤、シックな装いにマッチするストラップなど、一般的なレディースウォッチとはまた違った印象のシリーズである。

ケース形状はシャネルのファーストウォッチ「プルミエール」も同様だが、ボーイフレンドはより角ばったデザインになっており、プルミエールが「フェミニン(女性らしさ)」、ボーイフレンドは「マスキュリン(男性的)」を象徴するコレクションとなっている。

どちらも女性向けモデルではあるが、ボーイフレンドコレクションは「女性から男性にプレゼントする」といったようなシーンも想定しており、男性が身につけてもなんら違和感はない。

本コレクションにはスモール・ミディアム・ラージという3サイズのラインアップがあり、スモール・ミディアムはクオーツ、ラージは機械式ムーブメントを採用している。時計の機構にこだわりたい方にも選択肢が用意されているわけだ。(ご紹介しているモデルはミディアムサイズ)

文字盤にはシャネルのファッションアイコンとしてお馴染みの「ツイードパターン」を採用。これまでのボーイフレンドコレクションにも「ツイード」の名を冠したモデルがあったが、それはストラップの“柄”にツイードを採用し、文字盤はシンプルなものであった。

本モデルはそれらとは逆で、ツイードを幾何学的なパターンに見立て、ブラック、グレー、シルバーを配色し文字盤に1点集中。よりモダンシックな仕上がりの1本となっている。

CHANEL
ボーイフレンド ネオツイード
品番:H6128
素材:ステンレススチール
サイズ:縦34.6㎜×横26.7㎜
防水:日常生活防水
ムーブメント:クオーツ
販売価格:295,000円(税込)※未使用品
参考定価:550,000円
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(2019年4月)等が付属
※価格は2023年7月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

シャネルのブランドコンセプトを具現化したタイムピースとして、ファッショニスタから支持を受ける『ボーイフレンド』。世界観の作り込みがシャネルはとても上手くて、芯がしっかりしているからこそジェンダーレスに活用できる魅力があります。

時計好きはもちろん、ファッションの一部としてであっても「良い時計」が欲しい!なんて方には最適な1本です。価格もお手頃ですので、ぜひ現物をお店で手に取ってみてください。

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