陽東中学校水泳部 身体に障がいのあるスイマーらと合同練習で交流深める

 身体に障がいのあるスイマーと中学生が30日、宇都宮市内の中学校で合同練習を行い、互いに交流を深めました。

 合同練習には、宇都宮市の陽東中学校水泳部の3学年あわせて18人と、去年(2022年)10月開催された「いちご一会とちぎ大会」に出場した県の身体障害者水泳協会「栃木とびうお」のスイマーなど10人が参加しました。

 「栃木とびうお」は、身体に障がいのあるスイマーが所属する団体で、今回の参加者の中には、目が不自由な人、耳の聞こえない人、半身まひの人などがいます。

 生徒たちが障がいのあるスイマーと練習するのは今回が初めてで、スイマーで副会長の落合有佳利さんから一人一人それぞれの残された体の機能を使い、泳ぎ方を工夫しながら泳いでいることを学びました。

 また、生徒たちは目の不自由な選手が不正防止のためにつける「ブラック・ゴーグル」という視覚を遮断するゴーグルを付けた状態で泳ぐ体験もしました。

© 株式会社とちぎテレビ