BSフジ夏フェス2023 第一弾! 坂本龍一、松任谷由実らの名曲誕生秘話、大ブームのシティーポップにフィーチャー!!

BSフジでは、8月6日に「音響ハウス Melody-Go-Round」(2020年)をテレビ初放送。坂本龍一をはじめとした、そうそうたる顔ぶれのアーティストたちから絶大なる信頼を集めるレコーディングスタジオ「音響ハウス」にスポットを当てたドキュメンタリー映画だ。

“シティーポップの総本山”として再注目を集めているレコーディングスタジオ「音響ハウス」。1974年、東京・銀座に設立された「音響ハウス」は、国内外の著名ミュージシャンたちに愛され、数々の名曲・名盤を生み出してきた。YMO時代からここで試行錯誤を繰り返してきた坂本や、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、矢野顕子、鈴木慶一、デイヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)らが語る楽曲の誕生秘話、当時のプロデューサーやエンジニアから、1970~80年代のシティーポップがどのように形作られたのかが明かされる。

本作で、制作秘話とともに紹介される忌野清志郎と坂本がコラボした「い・け・な・いルージュマジック」は必聴。ギタリスト・佐橋佳幸とレコーディングエンジニア・飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子、葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏らによるコラボ曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着している。企画者でもある相原裕美監督は、スタジオを維持する機材修理のベテランスタッフにも目を向け、なぜ音響ハウスが長きにわたり愛されてきたのかを映し出す。

【番組情報】

「音響ハウス Melody-Go-Round」
8月6日 午後0:00~2:00

さらに、この「音響ハウス Melody-Go-Round」の放送を記念して、「#BSフジわくわくフェス 第一弾」として、8月1日から多彩な音楽番組をラインアップ。「#BSフジわくわくフェス 第一弾 聴いて楽しい!心打つ音楽キャンペーン♪」と題して、音楽番組に関連した夏のキャンペーンも開催する。参加者には、オリジナルQUOカードPay1万円分・1日5人×6日=計30万円分が30人に当たる、またはデータ放送でデジコ1万円分が10人に当たるなど、太っ腹なキャンペーンも。詳細はBSフジ公式サイト公式Twitterで後日発表予定だ。

【そのほかの「#BSフジわくわくフェス 第一弾」対象番組】

「霜降り明星のゴールデン☆80’S」
火曜 午後10:00~10:55

霜降り明星(粗品、せいや)の2人が、世界の音楽シーンを席巻している「80年代音楽」の素晴らしさやアーティストの魅力&意外な一面を掘り下げる本気の音楽バラエティー。ここでしか見ることのできない貴重なトークや名曲ライブ、ゲストと霜降り明星のスペシャルコラボライブなど、魅惑のステージも。さまざまなジャンルの音楽に精通する粗品と、80年代の音楽を愛する「歌謡曲の申し子」で並々ならぬ知識と愛情の持ち主・せいやがその才能を遺憾(いかん)なく発揮している。

8月1日のゲストは、作曲家の林哲司。上田正樹「悲しい色やね」、杏里「悲しみがとまらない」、中森明菜「北ウイング」、原田知世「愛情物語」、菊池桃子「卒業-GRADUATION-」、杉山清貴&オメガトライブの「ふたりの夏物語-NEVER ENDING SUMMER-」、河合奈保子「デビュー~Fly Me To Love~」など、多数のヒット楽曲を手掛けてきたシティーポップの立役者である林が、自身が携わった名曲を語る。また、松原みきに提供した「真夜中のドア~stay with me」の制作秘話を明かし、転機となったあの頃を振り返る。ゲストとしてあのレジェンドアイドルも登場する。


「昭和歌謡パレード」
水曜 午後10:00~10:55

三雲孝江と中山秀征が司会を務め、一緒に歌って踊れる大人世代はもちろん、若い世代の心にも響く名曲が満載の音楽番組。昭和の演歌・歌謡界を象徴する歌手が、自身のヒット曲を熱唱し、ゲスト同士でのコラボレーションも。注目の若手演歌歌手が昭和の名曲をカバーする。トークブロックでは、今だから話せる豪快な時代の話、最近の面白話などここでしか聞けない話が満載。当時を思い出す出来事や流行、大ヒットした懐かしいグッズなども登場。

70~80年代に一時代を築き、再注目されているシティーポップを特集する8月2日のゲストは、EPO、多岐川舞子、西尾夕紀、BOSS★岡。各自が好きなシティーポップの楽曲を紹介。松任谷由実、竹内まりやによる名曲も続々登場する。さらにEPOが、デビュー曲「DOWN TOWN」の㊙︎エピソードを明かし、伝説のレコーディングスタジオ「音響ハウス」の秘話も紹介するほか、今だから言える当時の芸能界の裏話なども語り尽くす。EPOが「DOWN TOWN」「う、ふ、ふ、ふ、」を、多岐川は「天上の花」と竹内まりやの「もう一度」を情感込めて歌唱する。西尾は松任谷由実の「守ってあげたい」を熱唱。BOSS★岡は、自身の「かすり傷」を披露する。


「HIT SONG MAKERS CITY POPスペシャル」
8月5日 午後6:00~7:55

70年代後半から80年代にかけて制作された日本のポップミュージックはシティーポップと名付けられ、日本国内外でその時代の音楽を見直すムーブメントが起こるほど人気となっている昨今。当時の音楽業界を牽引してきた南佳孝や杉真理、「はっぴいえんど」「キャラメル・ママ」「ティン・パン・アレー」といった細野晴臣らによるユニットで活躍していた松任谷正隆、鈴木茂、林立夫など、当時を知り尽くすミュージシャンたちの証言を基に、あのキラキラした時代のサウンドはどうやって生まれたのかを検証していく。

また、現代のブームに火をつけた、松原みきの「真夜中のドア~stay with me」など、「CITY POP」として再燃している名曲・ヒット曲の数々を、当時の歌手や、土岐麻子、Ms.OOJAなどの現代の歌い手が披露するコーナーも。レコードのジャケットを彩ったイラストレーターのわたせせいぞうや永井博に聞いた当時のエピソードを交えながらシティーポップの魅力に迫り、なぜ今、注目されているのかをひもといていく。


「輝き続けるキヨシロー」
8月5日 午後8:00~9:55

2009年5月、天国へ旅立った忌野清志郎。幅広い世代から愛され、今もなお多くのファンから支持されている彼を多角的に掘り下げて、あらためてその魅力に迫る追悼番組。

忌野と親交のあった著名人のエピソードを軸に、過去のライブ映像や写真などさまざまな目線で深掘り。「SPECIAL TALK SESSION」では、泉谷しげる、いとうせいこう、大竹しのぶ、木村拓哉、武田真治ら、彼を愛する豪華著名人たちが一堂に会し、おのおのの心に残る忌野について語り合う。驚きの出会いや意外な素顔など、知られざる貴重なエピソードを告白。スペシャルコーナー「清志郎を歌い継ぐ」では、泉谷が「時よ止まれ 君は美しい!」、大竹は「約束」、武田は「トランジスタ・ラジオ」を披露する。また、木村が清志郎に贈られた楽曲「弱い僕だから」を、忌野のソロ時代からの相方である三宅伸治とともにレコーディングした映像も公開。「BEST OF KIYOSHIRO PHOTO」では、清志郎を撮り続けたトップ・カメラマン、有賀幹夫、井出情児、鋤田正義、三浦憲治がそれぞれの特別な1枚を選び、“被写体”としての魅力を語っている。

© 株式会社東京ニュース通信社