気象庁は31日、日中に気温が上昇する一方、上空に寒気が入る影響で、東日本から北日本は8月1日にかけて、大気の状態が非常に不安定になる見通しだとして、注意を呼びかけた。落雷や激しい突風、ひょう、局地的に非常に激しい雨となる恐れがある。
気象庁によると、東日本から北日本では上空約6千メートルに氷点下6度以下の寒気が流れ込む。大気の状態が不安定になって積乱雲が発達し、雷を伴う雨が降る可能性がある。
急に空が暗くなるなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保を求めている。ひょうが降る恐れもあり、農作物や農業施設は十分な管理が必要だ。