オリオールズ初回7得点で快勝 藤浪2回4K無失点の好リリーフ

【ヤンキース3-9オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ヤンキースとオリオールズの今季最終戦は、初回に一挙7得点のビッグイニングを作ったオリオールズが9対3で快勝。今回の3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えるとともに、シーズン通算の対戦成績も7勝6敗の勝ち越しとなった。オリオールズ2番手のマイク・ボーマンが1イニングを無失点に抑えて8勝目(0敗)をマーク。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは4回途中10安打9失点の背信投球で4敗目(2勝)を喫し、防御率は6.46から7.49へ1点以上も悪化した。

全米中継の「サンデー・ナイト・ベースボール」として行われた注目の一戦だが、セベリーノの不甲斐ないピッチングにより、初回で試合が決まってしまった。オリオールズは先頭からの4連打で3点を先制。オースティン・ヘイズが四球を選び、無死1・2塁からアダム・フレイジャーの13号3ランでリードを6点に広げた。さらに二死2塁からアドリー・ラッチマンが1イニング2安打となるタイムリーを放って7点目。ヤンキースは3回表、4回表、5回表に1点ずつを返したが、オリオールズも4回裏に2点を追加し、最終的にはオリオールズが9対3で快勝を収めた。

オリオールズの藤浪晋太郎は6点リードの6回表から3番手として登板。先頭のアンソニー・ボルピーに二塁打を許したが、そこから二者連続三振とセカンドフライでピンチを無失点に抑えた。7回表も続投し、先頭のジャンカルロ・スタントンに際どいコースを見極められて四球を与えたものの、そのあと二者連続三振とライトへのファウルフライで2イニング連続の無失点。2回38球を投げて被安打1、奪三振4、与四球1、無失点という好リリーフを見せ、今季の防御率は8.08まで改善されている。

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