保護猫『のりしお』2度目の譲渡会で奇跡、7組の引き取り希望者が! 果たして新しい家族は?(前編)

7月29日放送の『嗚呼!!みんなの動物園 2時間SP』では、サンシャイン池崎の保護猫シリーズを放送。今までで最長の9カ月半に渡って預かっていたのりしおが、ついに2回目の譲渡会に参加した。

譲渡会当日、スタッフが池崎宅を訪問すると、すでにのりしおはキャリーケースの中に。前回は一度洗濯ネットに入ったものの、暴れまくって苦戦。ネットに入れるのに30分以上かかったのだが、今回は池崎自身が落ち着いて対応したこともあり、暴れることなく、スムーズに入ってくれた。そして先住猫の風神・雷神ともお別れのとき。匂いを嗅ぎ、挨拶をしていた。

池崎が保護猫を譲渡会に出席するのは今回で7回目。自分の預かり猫が参加しない時でも、参加し、呼び込みや猫の体験談を語るなどの手伝いをしている。譲渡会の会場には2時間半前に1番乗り。誰よりも早く来るのはのりしおを落ち着かせたいという思いやりからだった。

譲渡会の前にのりしおの爪を切ってあげている池崎

会場には春に生まれた子猫から大人の猫まで28匹の猫が集まっており、猫との面会は予約制で1組30分以内。午後1時から4時までの3時間行われる。そして、のりしおを希望の方はなんと7組。順番にのりしおを会わせ、池崎とも言葉を交わす。

1組目は埼玉県から2時間かけてのりしおに会いに来たご夫婦。自宅には先住猫のライくんがいて、池崎宅の雷神と同じ“ライくん”のため、親しみを持ってくれたよう。先住猫がいる家庭を希望していた池崎は、「仲良くしてくれそうな気がしますけどね」とコメント。好きななで方など細かい特徴を伝えたほか、多頭飼いに慎重な奥さまに、保護施設代表の北村さんが、猫ちゃん同士の関係を求め過ぎないことなどをアドバイスする一幕もあった。

2組目は4人暮らしの家族で、ここも先住猫がいて、女の子の猫だそう。ここでも気になるのは猫同士の相性。先住猫は「ちょっとかまちょ」な性格だそうで、これに対して保護施設代表の北村さんは、「ちょっと心配されてるようにメスとメス(女の子同士)ってとっても相性難しいんですね」とアドバイス。お互いビビリ同士なら気が合う場合もあるが、すごく“かまちょな”子は、ほかの猫がくると嫉妬することが多いという。

3組目は、先住猫が4匹いる家庭。1回目の譲渡会で決まらなかったのをテレビで見て、「うちだったらご協力できる」と参加してくれたそう。猫への理解があり、住環境も多数のキャットウォークや脱走防止柵など整っているプロフェッショナルな家庭だった。

池崎も「のり、大丈夫だから、いい人ばっか来てるよ。のり、頑張ろう」と励ました。ご家族だけでなく、先住猫がいる場合はその相性も含めて、検討していく。のりしおに合う家庭は見つかるのか?残り4組、まだまだ譲渡会は続く。

*『のりしお』譲渡会前夜はこちら
*『のりしお』譲渡会(後編)はこちら

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写真提供:(C)日テレ

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