保護猫『のりしお』ついに新しい家族が決定! 9か月預かった池崎は感無量(後編)

7月29日放送の『嗚呼!!みんなの動物園 2時間SP』では、サンシャイン池崎が9か月半に渡って預かっていた保護猫『のりしお』が、2回目の譲渡会でついに譲渡先が決定!譲渡先での、のりしおの様子も明らかになった。

譲渡会では今までで最多の7組の希望があり、池崎はそれぞれと顔合わせを進めていった。前回の記事で紹介した3組目に続き、4組目は、神奈川県にお住まいの70代のお母さんと、40代の娘さん。今飼っている5歳の猫は、「飼ったとき、まだ2か月だったので、あんまり猫と触れ合ったことがない。すごい臆病な子で、だからのりちゃんに似てるかなって」と、のりしおに似た性格なこと、そして以前飼っていた猫に毛柄が似ていることから希望したそう。お母さんはあまりになくなった猫と似ているため、「ダメだ…」と思わず涙ぐむ場面も。池崎は「病院に連れて行く時は、洗濯ネットに入れて。人間が撫でるまでには結構時間がかかる」とデメリットも説明。

5組目は5歳の娘さんがいるご一家。娘さんがのりしおを気に入って応募してくれたそう。家には黒猫がいて、旦那さんは猫を20年以上飼っているベテランだった。奥様が手からオヤツをあげるとペロペロと美味しそうに舐めたのりしおだったが、突然の「シャー」攻撃。しかし保護猫を飼っている一家なので平気な様子だった。そしてお父さんから「子どもと接したことはありますか?」という質問に対して池崎は「そこ(子ども)はなれてないですね、正直あります」とマイナス面も答えたが、5歳の娘さんは猫が大好きだからこそグイグイいかないとのこと。

そして6組目は、去年亡くなってしまった猫がのりしおに似ていたというご夫婦。のりしおを見て奥さんは「よく言えば賢そうで、悪く言えば警戒心が強そうな。そういう子が好きなんですよ」と語った。さらに希望者が7組いると知って「うちよりもっと条件のいい家があれば、先住猫がいた方が寂しくないかなと思って。本当に後の後の候補でいいんで」とのりしおの幸せを祈って面会を終了した。

最後の7組目も優しそうなご夫婦で飼っている10歳の保護猫が人見知りだそうで、「だから、人見知り同士でいいかなって」と語ったが、「ふたりとも働いてて、なのでお留守番ができればいいんですけど」と心配事も話した。

すべての面会が終了し、皆さん優しく、理解もある方たちで誰に譲渡しようか悩む池崎。今回の譲渡会は28匹参加で17匹に申し込みがあった。

7組と面会した池崎とのりしお

そして池崎は、悩みに悩んだ末、5組目に会った、娘さんがいる川野さん一家を選んだ。

「どの人にも引き取って欲しいくらい良くて悩んだんですけど」と前置きしたうえで、川野さんは「今いる子も長い期間待ってならして。だからのりは結構時間かかる子だと思うのでそれも多分平気で受け入れてくれると思うし」と理由を明らかに。

「お子さんも生まれた時から猫がいる環境で育ってるのもあるし。すごいグイと行かないというかおとなしく見てくれるような感じの子だったんで、なんかそこら辺の不安もあんまり感じなかったっすね」とコメント。無事に譲渡先が決まったことで安心した様子だった。

最終的な健康チェックや毛並みなどを整えて1か月のトライアルへ。川野さん一家は、のりしおが使うケージを準備し、温かく迎えてくれた。池崎からはのりしおが使っていたブラシと、ゴハン皿をプレゼント。新しい家でも落ち着いているのりしおを見届けたところで、川野さんの娘さんから池崎へ見せたい物があるという。それは譲渡会の前に娘さんが書いた七夕の短冊で、そこには「のりしおが家族になりますように」と書いてあった。

池崎の今年の短冊にも「のりにステキな家族がみつかりますように!!」と書いてあり、池崎は「どっちの願いもかないましたね」と感動。「最高の家族が見つかりましたね。時間かかっちゃったけど。楽しくね。穏やかに暮らして欲しいですね」と締めくくった。

*『のりしお』譲渡会(前編)はこちら
*『のりしお』譲渡会前夜はこちら

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写真提供:(C)日テレ

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