【西野カナの寄付について】音楽の力で被災地支援に積極的に取り組む

西野カナとは?

西野カナさんは1989年生まれ、三重県出身のアーティストです。2008年2月、シングル『I』でメジャーデビューし、2010年には代表曲である『会いたくて 会いたくて』を収録したアルバム『to LOVE』が『第52回 日本レコード大賞』で優秀アルバム賞を受賞しました。その後も『君って』、『トリセツ』、『Darling』などのヒットソングを多数生み出しています。また、2016年には『Dear Bride』で『第49回日本有線大賞』、『あなたの好きなところ』で『第58回 日本レコード大賞』の大賞するなど、華々しい活躍を遂げました。2019年には惜しまれつつも、無期限の活動休止を発表しています。

東日本大震災の復興支援として売上金を寄付

西野カナさんはこれまで東日本大震災の復興支援に数多く取り組んできました。2013年にはレコチョクが主催するアーティストチャリティーに参加し、『Best Friend』のダウンロード売上を支援金として寄付しています。また、西野カナさんは自身のブログで以下のように被災者へのメッセージをつづっています。

西野カナ『あの大きな震災から2年が経ちました。東日本大震災で被災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。そして、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。これからも前をむいて、みんなが歩いていけますように。どこにいても、みんなに元気が届きますように。笑顔になれますように』

また、これらの西野カナさんからのメッセージに、ファンからは以下のような感謝のコメントが多数寄せられました。

『被災しました。すごく辛いことがあったけどカナやんの歌で救われました』
『カナやんの存在が支えになってる被災地の方々もいるよ!』
『これからもカナちゃんの音楽でたくさんの人を元気づけてあげてください!』

所属事務所の支援プロジェクトに参加

2011年には西野カナさんが所属するソニー・ミュージックアーティスツが開催した東日本大震災の支援プロジェクトに参加しています。こちらの支援プロジェクトでは『Time for Action !』を合言葉に、被災者の救済および被災地の復興のため長期的に活動を行うと発表しています。支援の第一弾として、2011年3月29日よりポータルサイト・Yahoo! JAPANが開催するチャリティーオークション内に『Time for Action/SMA』コーナーを開設し、所属する人気アーティストから提供されたステージ衣装や私物を出品し、落札価格の全額を日本赤十字社に寄付されました。事務所の顧問を務める徳光和夫さんは『被災地の人々や後継者達に豊かな里を海を取り戻していただきたい。この復興にはすみずみに行き渡る支援が必要であり、最も有用なのが義援金であり且つ長期にわたる支援だと考えます』とコメントしています。

日本大震災の被災地支援イベント『MTV VIDEO MUSIC AID JAPAN』を開催

2011年6月25日には、世界最大級のユース向け音楽&エンターテインメント・ブランド『MTV』がおくる東日本大震災の被災地支援イベント『MTV VIDEO MUSIC AID JAPAN』が開催されました。こちらの復興支援音楽イベントには海外の人気アーティストであるレディー・ガガさんが出演したことでも話題となりました。その他には西野カナさんをはじめ、安室奈美恵さん、少女時代、など国内外21組のゲストたちが参加したといいます。イベントの様子は一日MTVで生中継され、参加した西野カナさんはレッドカーペットを歩きました。

まとめ

いかがでしたか。西野カナさんは音楽活動に積極的に取り組む傍ら、東日本大震災の復興支援として数多くのチャリティーイベントに参加し、楽曲の売り上げを寄付するなどの活動をしていることが分かりました。西野カナさんのような若者からの人気が高いアーティストが積極的にチャリティーに取り組むことで、日本の若者世代にもチャリティーの文化が根づくきっかけになるかと思います。2019年から現在まで活動を休止している西野カナさんですが、今後も何らかの形で活躍してくれると嬉しいですね。今後の活動にも期待したいと思います。

サムネイルはオフィシャルブログより引用

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