【新日本】コグリンに勝利した内藤「誰でも参加できる『G1』、こんなの『G1』じゃないよ」

新日本プロレスは7月30日(日)、愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)にて『G1 CLIMAX33』第10戦を開催した。

『G1 CLIMAX 33』
日時:2023年7月30日(日) 15:00開場 16:00開始
会場:愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
観衆:3,545人

セミファイナルでは『G1 CLIMAX33』Dブロック公式戦が行われ、内藤哲也(2勝2敗)とアレックス・コグリン(1勝3敗)が対戦した。

コグリンのパワーファイトに苦戦した内藤だったが、インサイドワークを駆使し徐々にコグリンを追い詰めた。

最後はコグリンがジャックハマーを仕掛けたところを内藤がデスティーノで切り返し、立て続けにデスティーノで炸裂させ3カウントを奪った。

<試合結果>

▼第4試合 20分1本勝負
『G1 CLIMAX 33』Dブロック公式戦
内藤 哲也 〇(3勝2敗=6点)
vs
アレックス・コグリン ×(1勝4敗=2点)
10分07秒 デスティーノ→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

内藤「前回のリーグ戦で対戦したシェイン・ヘイストもそう。そして今日対戦したアレックス・コグリンもそう。何でこの選手、『G1』にエントリーされてるのかなって、俺は正直思いましたよ。そんな選手ですよ。でも、シェインに関しては負けてるし、今日のコグリンにしてもそう。
『G1』に出る力のある選手であることは間違いないよ。じゃあ俺は何であんなことを言ったのか。やっぱり俺にとって『G1 CLIMAX』っていうのは、ファン時代から見てたけど、選ばれし戦士のみが参加できる真夏の最強決定戦だと思ってるんでね。
4ブロック制、確かに面白いかもしれない。でも出場選手が多いのは、やっぱ俺はちょっと疑問に思ってしまう。何なら俺もタイトル持ってないからね。『G1』にエントリーするギリギリのラインの選手かもしれない。そういう選手で出場権を競い合っても面白いんじゃないかなって、思ったから言ったんだよ。
何かこんなに、誰でも参加できる『G1』、こんなの『G1』じゃないよ。俺はそう思いますよ。さぁ!次戦は8月2日、俺のホーム広島で行われるザック・セイバーJr戦。このDブロックの、間違いなく一番のヤマ場だろうね。
ここで勝てなければ、俺の『G1 CLIMAX』は終わるでしょう。でも、勝っちゃう気がするなあ。何せ、俺の『G1』はまだ終わらないんでね。じゃ、次は8月2日、俺のホームである広島サンプラザホールで、またお会いしましょう。アディオス!」

コグリン「未来を見せようとした。初出場の『G1』を勝ち抜くのが自分の運命だと思っていた。彼はそうだった、クソ!そうしようと思っていた!皆に見せつけ、平手打ちを決めようとした。俺より上手くできるヤツなんていない!(※STRONG無差別級タッグベルトを示して)だから俺はこれを手に入れた。
だからゲイブと俺はビシャモンを倒し、アメリカ最強のタッグチームになったんだ。だが今晩は俺の運命のとおりじゃなかった。タナハシ、俺はこのリーグ戦脱落となった。だが今、俺には自分の未来が分かる。お前だ。
お前の髪を引き剥がし、俺の戦場に引きずり込んでやる。もう『G1』での勝ちにこだわることもない!ポイントも関係ない!俺がニュージャパンに相応しいことを証明する!WAR DOGSの一員であることを!ベルトは獲った。
次は死体だ(フィンレーがベルトか死体を持ってこいと言ったことを受けて)。頭を割り、お前の髪をトロフィーにしてやる。覚悟しておけ。アーッ!」

<写真提供:新日本プロレス>

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