稲垣吾郎がクラブリーダー務める「ほん怖」、白石麻衣が7年ぶりにカムバック!「今年の夏もひんやり過ごして」

フジテレビ系では8月19日に、土曜プレミアム「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023」(午後9:00)を放送する。今年は、オムニバスで実録心霊ドラマ6本を制作。その中の1本「滞留する痕」の主演が白石麻衣に決定し、志田彩良が共演することが分かった。なお、白石が同番組で主演を務めるのは、2016年放送の「もう1人のエレベーター」以来、7年ぶり2度目、志田は番組初出演となる。

1999年にスタートした「ほんとにあった怖い話」(通称・ほん怖)シリーズは、実際に人々が体験した怖い話をリアルに描くリアルホラーエンターテインメント。心霊体験をした視聴者の証言をもとに、ゾッとする恐怖や、心霊現象の不安に翻弄(ほんろう)されつつも立ち向かっていく姿を描く。そんな夏の風物詩でもある「ほん怖」では、稲垣吾郎がクラブリーダーを務め、小学生を中心に構成されたクラブメンバーと共に恐怖体験を紹介していく。

「滞留する痕」で白石が演じるのは、新規オープンを控えたカフェの責任者・向井絵美。入社以来、初めて1人で任された店のオープン準備ということもあって、絵美は忙しくも充実した日々を送っていた。そんなある日、更衣室で帰り支度をしていると、同僚の佐藤有紀(志田)が自身のロッカーを見つめて怪訝(けげん)な表情を浮かべていた。有紀はロッカーの中に何かシミのようなものがあり、人の形をしているようにも見えるという。何かにおびえる様子の有紀を心配した絵美は自分のロッカーと交換するが、その日を境に更衣室から「おおお…」という、うめき声のようなものが聞こえるようになり…。

実は怖いのは苦手という白石は「また呼んでいただけてとてもうれしく思います!」と喜び、自身の役どころについて「新しくオープンするカフェの責任者で、オープンに向け忙しい日々を送っている中で、“上司からの期待に応えなきゃ!”というプレッシャーを感じながらも、スタッフにはそれを見せず、明るく振る舞う仲間思いな部分も垣間見えてくる人物です」と説明。さらに、「非現実的ではない誰にでも起こり得るといいますか、日常生活の中に溶け込んだ恐怖を感じ、ゾッとする場面がたくさんありました。その恐怖をリアルにお届けできたらうれしいです」とアピールした。

最近体験したゾクっとしたエピソードを聞かれると、「エレベーターに乗っている時に、すぐ降りられるようにとドアの前に立っていたら、次乗って来る人もドアの目の前で待機しており、開いた瞬間、人の顔があってゾクっとしました(笑)」と明かし、笑いを誘った。また、視聴者へのメッセージとして、「職場のロッカーがお話の中に出てきますが、クローゼットや引き出しなど自分の身近なものに置き換えてみると、さらにゾクっとするかもしれません。『ほん怖』を見て、今年の夏もひんやり過ごしていただければと思います」と言ってゾクゾクさせた。

ドラマのプロデュースを担当するフジテレビ ドラマ・映画制作センターの大野公紀氏は、「稲垣吾郎さんと子どもたちによる『ほん怖』クラブは、やりとりが盛り上がるように、一段と温かい雰囲気のスタジオを準備しています。かわいらしいトークも含めてお楽しみください」と見どころを語り、「今年はドラマを豪華“6本立て”でお届けします。家庭、職場、病院など、身近な場所での心霊現象を旬のキャストとバラエティー豊かにおおくりいたします。そんなドラマの1作目『滞留する痕』の主演を務める白石麻衣さん。役者として輝きを増し続ける白石さんが、7年ぶりに『ほん怖』に戻ってきてくださいました。白石さんの今までに見ることのなかった表情にも注目してください!」と自信たっぷりにコメントした。

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