なでしこ、スペインを撃破 4得点、C組1位で決勝T

サッカー女子W杯のスペイン戦の前半、先制ゴールを決めた宮沢ひなた(中央手前)を祝福する日本イレブン=31日、ニュージーランド・ウェリントン(ゲッティ=共同)

 【ウェリントン(ニュージーランド)共同】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)第12日は31日、ニュージーランドのウェリントンなどで1次リーグ4試合が行われ、C組最終戦で日本代表「なでしこジャパン」はスペインに4―0で快勝した。3戦全勝の同組1位で決勝トーナメントに進み、8月5日の1回戦でノルウェーと対戦する。

 26日のコスタリカ戦から先発を5人入れ替えた日本は速攻が決まり、宮沢(マイナビ仙台)が先制点を含む2得点と活躍。今大会初先発の植木(日テレ東京V)もゴールを決め、後半には途中出場の田中美(INAC神戸)が加点した。

 スペインは2位で1次リーグを通過。C組のもう1試合はザンビアがコスタリカに3―1で勝った。B組は開催国オーストラリアが東京五輪金メダルのカナダを4―0で破り、2勝1敗の勝ち点6で1位通過。ナイジェリアがアイルランドと0―0で引き分け、1勝2分けの同5で2位通過を果たした。

日本―スペイン 前半、先制ゴールを決める宮沢(右)=ウェリントン(共同)

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