テイラー・スウィフト、アーロン・デスナーと「Right Where You Left Me」をライブで初披露

テイラー・スウィフトが、現地時間2023年7月28日に米カリフォルニア州サンタクララで行われた【The Eras Tour】公演で、頻繁なコラボレーターであるアーロン・デスナーとタッグを組み、「Right Where You Left Me」の初ライブ・パフォーマンスを披露した。

「Right Where You Left Me」は、ザ・ナショナルのメンバーである彼とテイラーが共作した、2020年の『エヴァーモア』のボーナス・トラックだ。リーバイス・スタジアムでのサプライズ・ソング・コーナーで実現した初演に先立ち、テイラーはコンサート参加者に、この楽曲はライブで演奏するのが難しいと警告していた。

テイラーは観客に、「私たちのお気に入りの曲だから、プレッシャーも大きい。それに、この曲は最も言葉の多い曲のひとつでもある。何週間もリハーサルしてきたよ。100%うまくいったことが一度もない。一度たりとも。もし今回がうまくいったとしたら、そのあと私がどんなお祝いをすることになるのか想像もつかないでしょう。そしてこれはみんなにも当てはまるよ。この歌の歌詞をすべて正しく歌えたら、自分を褒めてあげて。架空の賞を授与するから、受け取って。私たちはこの曲が大好きなので、うまく歌えるといいな」と述べてからパフォーマンスに突入している。

予想通り、テイラーは歌詞を間違えてしまったが笑い飛ばし、間違えた箇所から演奏をやり直した。「話がうま過ぎるね!台無しにしちゃうってわかってたよ!このままじゃいけないから、戻らなきゃね」と、演奏を再開する前に彼女は述べている。

アーロンがテイラーと【The Eras Tour】ツアー中に共演したのは今回が初めてではない。いくつかの都市での公演にゲスト出演し、「The Great War」、「Would've, Could've, Should've」、「Seven」、「Ivy」のパフォーマンスでコラボしている。

28日の公演の2曲目のサプライズ曲は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得したばかりのアルバム『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』に収録されている「Castles Crumbling」のライブ初披露だった。この曲のスタジオ・バージョンにはパラモアのヘイリー・ウィリアムスが参加しているが、テイラーはこの曲をピアノの弾き語りで披露した。

【The Eras Tour】の北米日程は、7月28~29日のサンタクララ公演に続き、ロサンゼルスのSoFiスタジアムでの6公演(8月3~5日、7~9日)で幕を閉じる。

© 株式会社阪神コンテンツリンク