東京円、142円台前半

 週明け31日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、1ドル=142円台前半で取引された。日銀は28日、大規模緩和策の修正を決定したが、正常化は当面先との見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが先行した。

 午後5時現在は前週末比2円42銭円安ドル高の1ドル=142円17~18銭。ユーロは3円59銭円安ユーロ高の1ユーロ=156円66~70銭。

 市場では「月末で、国内輸入企業による実需目的のドル買いも影響した」(外為ブローカー)との声があった。

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