三原市本郷町 産廃処分場の再開 住民が県に抗議

水源汚染が懸念されている三原市本郷町の産廃処分場について地元住民が県に「早急な対策を求める」抗議文を提出しました。

本郷処分場ではこれまで水質検査で基準値超えの浸透水を確認したため、県が廃棄物の搬入・埋め立て停止を求める行政指導をしていましたが、水質が改善したなどとして28日に埋め立てなどの再開を認めました。

これに対し地元住民が県庁を訪れ、処分場付近から31日に採取した浸透水を簡易で水質検査したところ、基準値の約5倍の汚れが確認されたため水質汚染は続いているとして早急な対策と住民への説明会を求める抗議文を提出しました。

地元住民「情けない、行政は情けない。どうして私たちを助けてくれないんですか。私たちの声を聞いてくれないんですか」

県は「行政指導の解除は法律に基づくもので、今後も監視・指導していく」としています。

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