甲子園見学がスタート 出場校が雰囲気など確認

甲子園見学でグラウンドの感触を確かめる仙台育英ナイン

 8月6日に開幕する第105回全国高校野球選手権大会の出場校による甲子園見学が31日に始まり、昨夏に東北勢として春夏通じて初優勝を果たした仙台育英(宮城)や花巻東(岩手)など8校が舞台の雰囲気などを確かめた。

 一番乗りとなった花巻東は15分の割当時間に打席や内外野の守備位置に選手が立ってイメージを膨らませた。注目のスラッガー佐々木麟太郎内野手は「短いながら貴重な時間だった。本当にありがたい。ベストを尽くして一戦ずつ戦いたい」と話した。

 以前は各チームに30分間の甲子園練習の機会が与えられていたが、新型コロナ感染拡大防止のため中止。見学は組み合わせ抽選会がある8月3日まで。

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