“ライバル作品”の主演俳優、大ヒット「バービー」続編の主演に前向き「脚本を読んで話をしよう」

俳優キリアン・マーフィー(47)は、『バービー』続編でケンを演じることに前向きだという。現在、女優マーゴット・ロビーと俳優ライアン・ゴズリングが主演した、マテル社のバービー人形の実写版映画『バービー』が大ヒットしている中、キリアンが主役を演じた新作映画『オッペンハイマー』のプロモーションも同時進行中。ライバルの超大作の続編へ参加することについて喜んで「会話する」とした。

Omeleteの取材に対し、キリアンはこう語っている。「『バービー2』でケンを演じたいかって?もちろんだよ。脚本を読んで、話をしよう」

巨大な興行収入をもたらす2作品が同時期に公開され、直接対決することは「素晴らしいこと」とキリアンは主張、「『バービー』を観るのが待ちきれないよ。この夏、このような素晴らしい映画ばかりが公開されることは、映画界にとって素晴らしいことだと思う」と続けた。

一方で『バービー』のキャスティング・ディレクターであるアリソン・ジョーンズとルーシー・ビーヴァンは最近、ライアンの他シム・リウ、ンクーティ・ガトワ、ジョン・シナなどが演じたケン役について、完璧なアンサンブルをどう集めたかについて明かしていた。

ヴァニティ・フェア誌でアリソンは、「私たちのバービーは楽しいことしか知らないという事実を理解できる俳優が必要だったのです」と話し、ルーシーは、「彼らには確かにそれぞれ違いがありましたが、まとまりのあるグループのように感じられなければいけませんでした。本当に仲良くなれて、楽しくて、素晴らしい人たちをキャスティングしたかったんです」と続けた。

また新型コロナウイルスの制限により、撮影のためにロンドンで3か月を過ごすことができないため、何人かのケン役の候補は外され、2人はボーウェン・ヤン、ベン・プラット、ダン・レヴィがスケジュールの都合で参加できなかったことも明かしている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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