日本時間8月1日、MLBは10試合が予定されており、大谷翔平が所属するエンゼルスは敵地アトランタでメジャー最高勝率を誇る強豪ブレーブスとの3連戦がスタート。トレード期限が日本時間8月2日午前7時に迫るなか、ロッキーズからランドール・グリチックとC・J・クロンの2選手を獲得することに成功しており、この2選手はブレーブス3連戦から合流予定となっている。故障者続出のチーム状況的にも、対戦カード的にも、悲願のプレーオフ進出に向けて厳しい状況が続くエンゼルスだが、強豪ブレーブス相手に勝利を掴むことができるだろうか。
藤浪晋太郎がブルペンに控えるオリオールズは敵地トロントでブルージェイズ4連戦がスタート。最下位のヤンキースでも貯金5というハイレベルなア・リーグ東地区で首位に立つオリオールズだが、2位レイズとは1.5ゲーム差、3位ブルージェイズとも5.5ゲーム差に過ぎない。同地区ライバルを直接叩き、7年ぶりのプレーオフ進出に向けて一歩ずつ前進していきたいところだ。
鈴木誠也が所属するカブスは地区首位に返り咲いたレッズとの4連戦がスタート。カージナルス4連戦の最終戦に敗れ、連勝が8で止まったカブスだが、直近10試合で8勝2敗の快進撃で貯金生活に突入し、首位レッズとのゲーム差も4まで縮まっている。地区優勝の可能性も十分に残されており、まずはカード初戦を取って首位レッズにプレッシャーを与えたいところだ。
吉田正尚が所属するレッドソックスは敵地シアトルでマリナーズとの3連戦がスタート。両軍ともア・リーグのワイルドカード争いに加わっており、レッドソックスはワイルドカード圏内まで2.5ゲーム差、マリナーズも圏内まで4.5ゲーム差につけている。12号ホームランのあと、13打数連続ノーヒットと当たりが止まっている吉田はチームの勝利に貢献する活躍を見せることができるだろうか。
また、トレード期限の前日ということもあり、さらなる大型トレードの成立も予想される。試合の動向とともに、トレード戦線の行方にも注目したい。
日本時間8月1日の試合予定は以下の通り（時刻はすべて日本時間）。
7:40 フィリーズ＠マーリンズ
8:05 レイズ＠ヤンキース
8:05 ブリュワーズ＠ナショナルズ
8:07 オリオールズ＠ブルージェイズ【藤浪晋太郎所属】【SPOTV NOW】
8:20 エンゼルス＠ブレーブス【大谷翔平所属】【SPOTV NOW】【NHK BS1】【JSPORTS 4】
9:05 レッズ＠カブス【鈴木誠也所属】【SPOTV NOW】
9:10 ガーディアンズ＠アストロズ
9:40 パドレス＠ロッキーズ【SPOTV NOW】
10:40 レッドソックス＠マリナーズ【吉田正尚所属】【SPOTV NOW】【ABEMA】
10:45 ダイヤモンドバックス＠ジャイアンツ
