【玉置浩二の寄付について】被災地支援のために歌い続ける姿に迫る

玉置浩二とは?

玉置浩二さんは1958年9月13日生まれ、北海道出身の歌手・男優です。1980年代に大ヒットを連発したロックバンド・安全地帯のボーカル&ソングライターであり、近年はソロアーティストとしての活動に比重を置き、作品を続々とリリースしています。1996年にはシングル『田園』が大ヒットを記録しました。また、俳優活動も演技力が高く評価されており、新たな分野でも幅広く活躍しています。2010年1月には安全地帯としての活動再開を発表しました。

ライブで『愛を熊本のために』と熱唱

https://www.musicman.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/main_0-13.jpg

玉置浩二さんはこれまで震災復興関連の音楽活動を続けています。熊本地震が起きた後2年間では、全31公演のコンサートにおいて、被災者支援の募金を呼びかけ続けていました。これらの活動で集まった募金は熊本県と熊本市に寄付されたといいます。また、コンサートの集大成となった熊本公演では、地震被災から復活を遂げた熊本県立劇場コンサートホールにて、玉置浩二とオーケストラのコンサートが開かれました。こちらのコンサートでは、玉置浩二さんの楽曲全18曲を熱唱。楽曲『清く正しく美しく』では、NHK熊本児童合唱団80名との共演し、『悲しみにさよなら』では、『愛をふたりのために』を『愛を熊本のために』と歌詞を変えて歌い、会場からは大きな拍手が沸き上がったといいます。アンコールでは大ヒットを記録した『田園』と『メロディー』を歌い上げました。チケットは特別料金で販売され、さらに特製DVDが来場者全員にプレゼントされたことでもファンから喜びの声があがっていました。

被災地を訪問しスペシャルライブを開催

玉置浩二さんは宮城県石巻在住のファンからの要望に応え、東日本大震災の後に石巻でライブを行っています。石巻を訪問した際には、ライブ以外にも地元のお店を訪れるなどして当時の話を聞いていました。このライブでは『じれったい』、『I Love Youからはじめよう』、『清く 正しく 美しく』、『田園』、『いつの日も』が歌われたといいます。こちらのライブを見た方からは

『ここまで泣いたのは初めてです…。』
『言葉を選びながら話している姿がとても印象的でした』
『そして玉置さんの歌を惹き立ててくれたオーケストラも素敵でした。それと照明…カメラ…風になびく衣装もかっこよかった』

などといったコメントが寄せられました。

公演で小児がんを経験した子どもたち招待

玉置浩二さんは震災復興支援以外にもチャリティー活動を行っています。玉置浩二さんは『billboard classics玉置浩二 PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2019 THE EURASIAN RENAISSANCE “POMAШКA” (ロマーシカ)』公演にて、小児がんを経験した子どもたちを招待したといいます。会場では募金活動も行われました。公演に招待するというところが、アーティストである玉置浩二さんらしいと感じますね。

まとめ

いかがでしたか。玉置浩二さんは東日本大震災や熊本地震が起きた直後から募金活動や被災地でのライブなど、音楽を通じた支援を行ってきました。災害が起きた際にチャリティーコンサートをするアーティストは多いですが、玉置浩二さんのように年単位で継続している方は稀だと感じます。玉置浩二さんにはこれからも、自身の音楽活動を楽しみつつ、こういったチャリティーの輪を広げていってほしいなと思いました。

サムネイルはこちらより引用

© 一般社団法人日本寄付財団