日体大柏高で飲酒、新たに停学 レスリング部、監督処分も検討

 千葉県柏市の日体大柏高レスリング部でいじめなどが発覚した問題で、新たに複数部員による飲酒やギャンブルなど問題行動が明らかになり、学校側が停学処分にしていたことが31日、関係者への取材で分かった。問題を把握しながら報告を怠ったとして、同部監督の処分も検討している。同部はインターハイの男子団体戦で優勝5回の強豪。

 問題を巡っては、昨年11月ごろに部員同士のいじめ、今年6月ごろに喫煙が発覚した。2年前には、部員間で財布からキャッシュカードが盗まれる事案もあった。

 学校側はいじめ加害者や喫煙をした部員への処分をした上、7月下旬には同部男子の今年のインターハイ出場を辞退すると決めた。

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