乃木坂46・井上和「カッコつけ方に3人それぞれの積み重ねが・・・」 相川七瀬の『Sweet Emotion』に挑戦!

乃木坂46の5期生たちが出演している『超・乃木坂スター誕生!』(毎週月曜深夜1時29分~)。昭和・平成の名曲をカバーし、番組MCのお笑いコンビ・オズワルドとともに本格的なコントにも挑戦しているバラエティー番組だ。

その収録風景を独自取材し、毎週見どころをリポートしているentax取材班。今回はミリオンセラー歌手・相川七瀬のヒット曲『Sweet Emotion』を中西アルノ、小川彩とともにカバーした井上和にインタビューを行った。
井上は前番組の『新・乃木坂スター誕生!」で、相川七瀬本人と一緒に『恋心』を歌い、相川から「すごく低い声が結構響く」「色っぽく聞こえる」と称賛されていた。今回、2回目となる相川の楽曲に挑戦した井上は、前回よりも「引き出しが増えた」と語った。果たして“引き出し”の中身とは・・・

■前回よりも「引き出しが増えた」

――まずは歌い終えての感想をお願いします

井上 相川七瀬さんの楽曲は2回目で、以前は『新・乃木坂スター誕生!』で、実際に相川七瀬さんご本人さまと『恋心』を歌わせていただいたんですけど、すごくカッコよくて、ガッツがある曲というイメージがあって、その時はだいぶ背伸びして表現していたというか、カメラへの映り方も全然わからなかったし「カッコイイ顔ってなんだ?」みたいなところから始まったんですけど(笑)

今回は少しずつ自分の“引き出し”も増えたなって、終わってみての感想として一番思うところです。同じ相川七瀬さんの楽曲だからこそ、少し引き出し方が似ているのかなって。『恋心』を歌ったあの時よりも、今の方が皆さんにお届けできるものの幅も広がったなってすごく感じます。

――相川さんは力強さのある歌声で、井上さんは近いのかなと思ったんですが

井上 確かにそうですね。歌い方もどちらかというと、ゆったりノったり、爽やかな感じでもないですし(笑) どちらかというと、ピンと糸が張ったような歌声だなって自分でも思うので、だからこの曲はすごく合ってるのかなと思います。

――さきほどお話にあった“引き出し”ですが、具体的にどんなところですか?

井上 まず表情です。カメラに抜かれた時もそうですし、私たちも歌をお届けしたいなと思って、がんばってボイストレーニングはしてるんですけど、やっぱり視覚からの情報というのもすごく多いので。いくらカッコよく歌っても、きゅるるんとしたカワイイ表情だったらその曲の良さも出ないし、伝わらないなって、1年間番組をやらせてもらって思いました。

今回はスタンドマイクだったので、いかに“どうカッコつけるか”って、やっぱり普段の生活でそんなにカッコつけることないじゃないですか(笑) だからちょっと伏し目がちにしてみたりとか、アゴをちょっと上げてみたりとかしました。

体の動かし方とかも、何か少しずつ様になってきたなって思いますし、自分で言うのは恥ずかしいですけど(笑)

――歌唱中はカメラをにらむ感じでカッコよかったですよ

井上 うれしい!よかったです! ボイストレーニングの先生に「目の前に獲物がいるイメージで」と、言われてカメラに向かってすごく意識しました。

■スタンドマイクを“蹴る蹴らない”問題

――収録の合間のトークで「スタンドマイクを蹴るか蹴らないか迷った」という話をされていましたよね?

井上 相川七瀬さんがマイクを蹴っていて、やっぱりすごくカッコよくて、やりたい!って思ったんですけど、ちょっとむずかしくてですね・・・まだ私達はその領域にはいないなと「ちょっと今回はやめとこうか」って(笑)

――ロック系の歌手の方はパフォーマンスで暴れたりするイメージがありますよね、シンバル蹴ったりとか

井上 ドラムに穴を開けてみたりとか、普段とは違うじゃないですけど、そういうところを見た時に、うおー! って(テンション)上がりますね。カッコいいなって思います。

■意識したのは“ライブ感”

――リハーサルで演出の方から「マイクを持っていない時の動きも考えて」というような指導があったと思うんですけど、練習の時からそういう事を意識していたんですか?

井上 すごく意識はしていました。意識したのは“ライブでパフォーマンスしている”ということです。

やっぱり『超・乃木坂スター誕生!』って、どうしても画面に映るものがすべてではなくて、映っていないところでも動いてはいるし、そこでも表現しなきゃいけないけど、どうしてもカメラ割りを確認して「ここで映るからこういう風にきめて、あれして、これして・・・」ってことばかりにいつも頭がいってしまうんですけど、それだと今回の楽曲はダメだなって。

それがすごく良い効果をもたらした事はたくさんあるんですけど、でも今回の曲は“ライブで観客に常に見られている”という意識でやってみました。

――最後に今回の見どころをお願いします。

井上 今回の『Sweet Emotion』では歌い方もそうですし、見せ方としても3人ともすごくカッコつけているんですけど(笑) でも、そのカッコつけ方が、三者三様というか。自分自身の表現の仕方がそれぞれ違くて、やっぱりその違いって今まで加入してから積み上げてきたものの違いだと思うので、同じ曲の中でも3人のそれぞれ違う表情を楽しんで見ていただきたいなって思います。

【乃木坂46】
AKB48公式ライバルとして結成したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は、最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」に由来する。「46」の由来に関しては、秋元康氏の「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」から。

【井上 和 Profile】
2005年2月17日生まれ。神奈川県出身。身長156cm。
2022年2月に応募人数87,852人の中から選ばれた乃木坂46の5期生メンバーのひとり。
長所は「大体のことはなんとかなると思っているところ」

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