【盛岡・フェアリーC】ゴールデンヒーラーが9馬身差圧勝で復活…山本聡「ホッとしました」

31日、盛岡競馬場で行われた12R・フェアリーカップ(3歳上・牝・ダ1800m)は、山本聡哉騎乗の1番人気、ゴールデンヒーラー(牝5・岩手・佐藤祐司)が快勝した。9馬身差の2着に3番人気のマルケイマーヴェル(牝6・岩手・石川栄)、3着に2番人気のグルアーブ(牝6・岩手・櫻田康二)が入った。勝ちタイムは1:54.1(良)。

1着 ゴールデンヒーラー
山本聡哉騎手
「負けられない一戦でしたが、不安材料がない訳ではなかった。今回は半信半疑で臨みました。返し馬の感触がもう一つでしたし、スタートで出遅れて箱になる(=内に包まれる)競馬になりましたが、逆にやる気が出た感じ。闘志に火がついて最近にはない強いレースをしてくれました。次につながる内容でしたから、ホッとしました」

佐藤師「ハラハラしたのは初めて」

フェアリーカップ 口取り (C)岩手県競馬組合

佐藤祐司調教師
「横を向いたときにゲートが開いたので出遅れたみたいです。久々に包まれて嫌気が差さないか心配でしたが、力強く抜け出してくれました。(ゴールデンヒーラーのレースで)こんなにハラハラしたのは初めて。圧勝してくれてホッとしました。今後については昨年と同様、青藍賞から南部杯を考えています。あくまでも予定ですが、盛岡1600mがベストの舞台ですからね」

ゴールデンヒーラー 25戦11勝
(牝5・岩手・佐藤祐司)
父:タートルボウル
母:ミリオンハッピー
母父:アグネスタキオン
馬主:平賀敏男
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 ゴールデンヒーラー
2着 マルケイマーヴェル
3着 グルアーブ
4着 フェザーノユメ
5着 ホワイトブライド
6着 マルルットゥ
7着 ブリリアントウェイ
8着 ラフレシアオジョー
9着 セイシーキング

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