残りが1ヶ月となった移籍マーケット。今夏はサウジアラビアリーグの台頭もあって多くの大型移籍が行われている
今回は7月31日までに行われてきた取引の中で「最も高額な移籍金が動いた10名の選手」をご紹介する。
10位:ルーベン・ネヴェス
国籍:ポルトガル
移籍元:ウォルヴァーハンプトン
移籍先:アル・ヒラル
移籍金:4700万ポンド(およそ84.12億円)
今夏のマーケットでサウジアラビアが獲得したポルトガル代表MFルーベン・ネヴェス。クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマのようなベテランでもなく、フリーエージェントでもなかったが、移籍金4700万ポンドが投じられて移籍が実現した。
9位:マヌエル・ウガルテ
国籍:ウルグアイ
移籍元:スポルティング
移籍先:パリ・サンジェルマン
移籍金:5120万ポンド(およそ91.63億円)
昨季はスポルティングで守田英正とコンビを組んで活躍した22歳のウルグアイ代表ボランチ。チェルシーも獲得に動いていたが、パリ・サンジェルマンが5120万ポンドもの移籍金で獲得に成功した。プレシーズンではサイドバックでも起用されるなど、様々な役割で期待されているようだ。
8位:マウコン
国籍:ブラジル
移籍元:ゼニト・サンクトペテルブルク
移籍先:アル・ヒラル
移籍金:5140万ポンド(およそ91.99億円)
かつてボルドーからバルセロナに移籍した際にはローマとの口頭での合意を翻した「ドタキャン劇」で話題になったマウコン。スペインではサッパリだったが、ロシアに移籍してからしばらくして復活を見せ、今夏はサウジアラビアに移籍することになった。
7位:クリストフェル・エンクンク
国籍:フランス
移籍元:RBライプツィヒ
移籍先:チェルシー
移籍金:5200万ポンド(およそ93.06億円)
昨年12月にはすでにメディカルチェックまで進んでいたと言われているエンクンク。この夏にようやく契約解除条項が活性化され、チェルシーへの移籍が実現した。
6位:サンドロ・トナーリ
国籍:イタリア
移籍元:ミラン
移籍先:ニューカッスル
移籍金:5200万ポンド(およそ93.06億円)
アンドレア・ピルロの後継者と言われたイタリアの若き司令塔サンドロ・トナーリ。愛するミランを11年ぶりのセリエA優勝に導くなど活躍を見せたものの、今夏5200万ポンドに800万ポンドのボーナスがつくという大きな条件でニューカッスルに移籍することになった。
5位:メイソン・マウント
国籍:イングランド
移籍元:チェルシー
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:5500万ポンド(およそ98.43億円)
チェルシーでの立場を悪化させていたメイソン・マウント。契約更新の交渉が合意に達することなく、チームを離れることが噂されていた。そして移籍先はなんとライバルのマンチェスター・ユナイテッドに。
4位:ドミニク・ショボスライ
国籍:ハンガリー
移籍元:RBライプツィヒ
移籍先:リヴァプール
移籍金:6000万ポンド(およそ107.38億円)
ショボスライはレッドブルのアカデミーを経てザルツブルクでブレイクし、RBライプツィヒへとステップアップ。まさに翼を授ける選手として育成され、22歳でリヴァプールへと移籍することになった。マカリステルとともに大きな期待を受ける。
3位:カイ・ハヴァーツ
国籍:ドイツ
移籍元:チェルシー
移籍先:アーセナル
移籍金:6500万ポンド(およそ116.33億円)
今夏のマーケットで大きな投資を行っているアーセナル。人材が余っていたチェルシーからカイ・ハヴァーツを獲得したが、その額は6500万ポンド。ドイツ人としては最も高額な移籍の一つとなった。
2位:ジュード・ベリンガム
国籍:イングランド
移籍元:ボルシア・ドルトムント
移籍先:レアル・マドリー
移籍金:8800万ポンド(およそ157.49億円)
2020年にバーミンガム・シティからボルシア・ドルトムントに移籍したイングランドの天才。ドイツ・ブンデスリーガで10代にしてトッププレーヤーとなり、20歳でレアル・マドリーへと引き抜かれることになった。移籍金は8800万ポンドに2560万ポンドのボーナス。
1位:デクラン・ライス
国籍:イングランド
移籍元:ウェストハム・ユナイテッド
移籍先:アーセナル
移籍金:1億ポンド(およそ178.97億円)
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1億ポンドの大台を超えたデクラン・ライス。マーク・ノーブルの後継者としてウェストハム・ユナイテッドの魂となっていたが、チャンピオンズリーグでの戦いを求めてアーセナルへ。今夏最高の移籍金が動いている。