ニジェール情勢「解決手段探る」 隣国チャドの暫定大統領が意欲

ニジェールの首都ニアメーで会談したバズム大統領(右)とチャドのデビ暫定大統領=31日(チャド大統領府提供、ゲッティ=共同)

 【ナイロビ共同】クーデターが起きた西アフリカ・ニジェールの隣国チャドのデビ暫定大統領は、ニジェールの首都ニアメーを訪問してバズム大統領やクーデターを率いた将軍らと会談したとし、情勢の「平和的な解決手段を探る」と意欲を示した。7月31日にX(旧ツイッター)に投稿した。

 バズム氏やクーデターを起こした「祖国救済国家評議会」トップのチアニ将軍の他、イスフ前大統領とも会談したという。

 ロイター通信によると、デビ氏は7月30日にナイジェリアの首都アブジャで開催された西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の首脳会合に合わせ、会談内容をECOWAS議長のナイジェリア大統領に報告した。

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