住友商事出資のHakobune、通勤用EV納車 専用電力プランも導入

株式会社Hakobune(以下、Hakobune)は7月26日、株式会社ササヤマ(以下、ササヤマ)への通勤用EV第一号納車式を執り行ったと発表。同時に、昼間のみ職場で充電する通勤用EVの特性を生かし、昼間の時間帯での廉価な電力を供給する「Hakobune専用電力」も併せて導入開始している。

株式会社Hakobuneは、4月に住友商事株式会社が設立した「EV×エネルギーマネジメント」を提供する企業だ。従業員向け通勤用EV、職場充電設備、専用電力、ならびに太陽光発電設備の提供・導入支援により、快適なモビリティライフの支援をしている。オプションで太陽光PV設置も可能だ。関連する補助金の申請等もHakoubuneでまとめて執り行うという。

通勤用EV等のサブスク提供へ 住友商事が新会社Hakobune設立

住友商事株式会社(以下、住友商事)は、「EV×エネルギーマネジメント」のサービスを提供する株式会社Hakobune(以下、Hakobune)を設立した。4月10日付のプレスリリースで明かしている。新会社は、企業に対し従業員向けの通勤用EV、職場充電設備(以下、WPC ワークプレイスチャージ)および太...

今回の取り組みでは、ササヤマの鳥取市本社工場において、通勤用のEV、職場充電設備にくわえ、「Hakobune専用電力」を導入した。同プランは、昼間のみ職場での就業中に充電可能な通勤用EVの特性を生かし、昼間の時間帯での廉価な電力供給が可能な専用電力プランだ。サミットエナジー株式会社と共同で運営するという。

なお、Hakobuneは、今回の第一号案件を皮切りに、今後も多くの企業、多くの日本の街でEVとHakobuneを利用してもらえるよう、太陽光設備導入も視野に、続々と準備を進めていくと述べている。

© 株式会社自動車新聞社