東京ガス提供のEV導入支援サービス、自然電力の遠隔電力計測採用

自然電力株式会社(以下、自然電力)が開発・提供するエネルギー管理システム「Shizen Connect」は、東京ガス株式会社(以下、東京ガス)が提供するEV導入支援サービス「Charge Planner(チャージプランナー)」における遠隔電力計測に採用された。自然電力が7月24日に発表している。

Charge Plannerは、複数台車両を所有する法人・自治体に対してEV切替導入やEV充電設備導入に関するさまざまな困りごとをワンストップで解決するサービスだ。

また、Charge Plannerでは、EV充電による契約電力の上昇、それに伴うユーザーの電気料金高騰を抑制するために、充電マネジメントサービスを実施している。サービスの提供にあたり、電力量を遠隔計測する必要があるが、需要家の設備にあわせてさまざまな電力量の計測手法への対応が必要になるという課題があった。

今回、多様な計測手法に対応したShizen Connectを採用することで、多様な電力計測データをスムーズにCharge Plannerサービスのサーバーに集約することが可能になっている。

なお、東京ガスは、今後もShizen Connectのベンダーフリーでマルチパーパスという特長を生かし、エネルギー企業とのコラボレーションを通じ、脱炭素化社会の実現に貢献していくと述べている。

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