こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は、『3COINS』と『スタンダードプロダクツ』の2023年夏の新作キャンプギア特集です!100均にはないクオリティで割安な面白いものがいろいろと出ておりましたので、ご紹介していきます。
3COINSの新作キャンプギア4つ
まずは、3COINSで買ってきたものたちから紹介していきましょう!
保冷ケース
一つ目はこちら、保冷ケースです。税込価格は1,650円でした。
手軽に持ち運べるコンパクトサイズで、350ml缶なら6本、500mlペットボトルなら4本が収まるハードクーラーです。ホームセンターで売っているクーラーボックスと同じぐらいの価格帯ですが、デザインがかわいいし、色のセンスも良いですよね。
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おしゃれなキャンプサイトやインテリアとして映えるような、良い感じのクーラーボックスだなと思います。
2023年の3COINSの新作ギアには「STROLL in the forest」という文字があしらわれているのですが、森の中を散歩するみたいなイメージで作っているのでしょうか。
細かい仕様を見ていくと、本体はポリエチレン、持ち手がポリプロピレンです。断熱材については記載がなく、容量は6Lです。
低価格帯のクーラーなので、発泡スチロールのような断熱材が中に入っていると推測できます。
縫い目とか隙間がないのはハードクーラーの強みなので、中に水が溜まっても漏れることはありませんし、そのまま洗って乾かせてお手入れがしやすいですよね。
そして、3COINSの保冷ケースの一番の特徴は蓋の裏側の構造です。
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なんと蓋の裏側に、専用の保冷剤を装着できるようになっています!
専用の保冷剤は2個セットで税込330円。青色のよくあるタイプの保冷剤ですね。
真ん中に穴が開いた形状になっていて、蓋の内側にカチャっとはめられます。はめるときに少し硬かったですが、その分落ちることはなさそうです。
蓋に保冷剤がついたままなので、中のものを取り出すときに邪魔にならずに、効果的に冷やせるわけですね!なかなか面白いアイディアです。
2個セットなので、出かけるときに冷凍庫から出した保冷剤を装着して、使い終わった保冷剤は冷凍庫に戻してと、交互に使えます。保冷剤の冷やし忘れが無さそうで良いなと思いました。
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では、3COINSの保冷ケースの保冷力を検証してみたいと思います!
今回比較するのは、コールマンの定番品『テイク6』です。
3COINSの保冷ケースはお散歩に使うアイテムみたいなコンセプトだと思いますから、イメージしているのは買い物・ピクニック・日中のバーベキューやデイキャンプだと思います。
なので、朝入れた食材が昼過ぎまで、せめて6時間くらい冷やしてくれていると求められている機能があると言えると思います。
実験環境
- 容量
・3COINS『保冷ケース』:6L
・コールマン『テイク6』:4.7L - 開始時室温:28.5℃
- 検証時間:6時間
それぞれ予冷したクーラーボックスに350mlの缶飲料を6本ずつ入れて、3COINSの保冷剤を入れます。容量が小さい分、コールマンの方が若干有利になりますね。
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このまま6時間置いてみましょう!
6時間経ちました。まずは保冷剤の具合がどうなっているのか見てみます。
どちらも水滴がついて中の液体は溶けていますが、触ると冷たさは同じくらいに感じます。
中の飲み物の温度も測ってみましょう。
検証結果
それぞれ2回温度を測りましたが、3COINSは1回目11.7℃、2回目11.8℃でした。コールマンは1回目12.4℃、2回目12.3℃でした。
容量的にはちょっとだけコールマンが有利でした。ただ、その差は1℃もないくらいですが3COINSの方が冷えていましたね。
コールマンのクーラーボックスは古いので本体が劣化しているかもしれませんが、3COINSのハードクーラーは、コールマンのミニクーラーとほぼ同等か少し上くらいの保冷力は有していると思われます。
《保冷ケースおすすめポイントまとめ》
- おしゃれなデザイン
- お手入れが楽&水漏れが気にならないハードクーラー
- デイキャンプには十分な保冷能力
《保冷ケース仕様》
- 価格:1,650円(税込み)
- サイズ
・外寸:約高さ20.5×幅30×奥行き18.9cm
・内寸:約高さ15.5×幅24.2×奥行き14.5cm - 容量:約6L
- カラー:カーキ
虫取り線香収納
3COINSの新アイテム、続いては虫取り線香収納です。お値段税込330円でした。
保管と持ち運びだけでなく、外蓋を開けると線香立てがついていて、蓋を閉めれば火をつけた虫取り線香をそのまま使えちゃうアイテムです。
置いても良いし、ハンドルが付いているので引っかけておくこともできますね。
線香台が中蓋になっていて、中蓋の下に予備の線香を収納できます。収納スペースの厚みは、一般に売っている虫除け線香の1袋分ぐらいでしょうか。
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我が家にはキャンプ用に二つの虫取り線香収納があるので、実際に入れてみます!
森林香は1袋に5セット(2巻1セット×5段)入っていますが、1袋をケースに入れると中蓋が閉まらないです。
4セットなら中蓋が閉まりました。
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残りの1セットは線香立てを折り曲げて入れても良い気がします。ただ、線香立てを何回も折ったり持ち上げたりすると折れる可能性もあるので、収納は4段までが良いと思います。
森林香に火をつけてセットしてみました。
画像では少しわかりづらいですが、しっかりと煙が出ています。
ちなみに、家庭用のジャンボサイズは全然入りません。お使いになる線香のサイズを測ってから検討された方が良いかもしれませんね。
デザインと使い勝手ともに良さそうな虫取り線香収納でした。
《虫取り線香収納おすすめポイントまとめ》
- 線香立てと収納が一体になって便利
- おしゃれなデザイン
《虫取り線香収納仕様》
- 価格:330円(税込み)
- 本体サイズ:約高さ7×直径13cm
- 対応サイズ:約直径11cmまでの蚊取り線香
- 素材:鉄
- カラー:アイボリー
折りたたみキャリー
続いては折りたたみキャリーです。お値段は300円ショップでは高価格帯の税込2,200円でした。
けっこうお値段するなと思いましたが、触ってみるとなかなか良さそうだったので試しに買ってみました。今年の3COINS、デザインとかカラーリングがやはりおしゃれですね。
まず、正面のカバーを外します。カバーの裏側に爪があって、本体上部にはまっているだけです。
中から出てきた本体も、ちょっとかっこいい感じですよね。
組み立てるときは、両サイドのストッパーを外して広げます。
折りたたみコンテナと同じ仕組みですね。最後に床板を倒すと、けっこう大きめなサイズのコンテナボックスになります。
この状態で、最初に外したカバーをつけると蓋になります。
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中身は大容量で、例えば私のギアケースLなんかを入れると…ちょっと飛び出ました。
高さがちょっと上がった、ワークマンの2023年の新作真空クーラーは収まりました。
ヘリノックスのチェアワンは斜めにすれば収まります。キャリーケースの内側を測ってみると、30cmまでのものだったら中に収まります。
ピコグリルの焚き火台なんかは縦にしても入りますね。
そして、3COINSの折りたたみキャリーの良いところは、タイヤと伸縮式のハンドルが付いているので楽に移動ができるところでしょうね。
タイヤは付いていますが、斜面に置いておいても勝手に走っていっちゃうことはありません。
また、コンテナの真ん中に持ち手があるわけではないですが、通常のコンテナみたいに持てます。
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ハンドルを持って少し移動してみましょう!
舗装路の上ですけれど、思ったより走り心地は静かです。
タイヤのクオリティが良かったですね。使い勝手はなかなか良いと思いました。
《折りたたみキャリーおすすめポイントまとめ》
- ハンドルとタイヤ付きで移動が楽
- 大きめサイズで収納力も◎
- おしゃれなデザイン
《折りたたみキャリー仕様》
- 価格:2,200円(税込み)
- サイズ
・外寸:約幅38.5×高さ42×奥行き34cm
・内寸:約幅35.5×高さ30.5×奥行き27.5cm
・折りたたみ外寸:約横42×縦42×奥行10.5cm* 容量:約6L - 持ち手の長さ(地面から)
・収納時:約42cm
・一段階目:約64cm
・二段階目:約85cm - 耐荷重
・ケース:約20kg
・フタ:約5kg - カラー:ベージュ
3COINS『レジャーシート』
続いてはレジャーシートです。お値段は税込330円でした。こちらも色がおしゃれですよね。
素材はポリプロピレンのシャカシャカした感じのシートで、肌触りが良いわけではないです。よくある小さめのレジャーシートだと100×70cmが多いですが、3COINSのレジャーシートは115×90cmなので一回り大きいですね。
レジャーシートとともに、今回紹介した3COINSの新製品を置いてみました。
並べてみると、今年の商品はデザインに統一感があって良いですよね。シートの上に座ってみます。
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115×90cmなので、ちょっとゆとりがあります。つめて座れば2人でも使えるサイズのシートでした。
《レジャーシートおすすめポイントまとめ》
- おしゃれなデザイン
- 2人でも使えそうな大きめサイズ
《レジャーシート仕様》
- 価格:330円(税込み)
- サイズ:約90×115cm
- 素材:ポリプロピレン
- カラー:カーキ
スタンダードプロダクツ『折りたたみコーヒースタンドドリッパー』
3COINSだけではなく、スタンダードプロダクツにも行ってきました。スタンダードプロダクツからは『折りたたみコーヒードリッパースタンド』をご紹介します。お値段税込330円でした。
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以前ご紹介したゴミ箱ホルダーの小さい版みたいなフレームですね。
たたんで収納ができて、使うときはぱっと広げるだけ。スタンドの上に置けるなら、いろんなドリッパーで使えるわけです。
箸を通して使うモンベルのコーヒーフィルターを置いてみましょう。
ドリッパーが高い位置になるので、マグカップとの距離はあります。数人分一気に作るときは大きめのクッカーを置いてトリップするのも良いかもしれませんね。
ちなみにスノーピークの『チタンシングルマグ300mL』だと良い感じで置けますが、もう少し大きいサイズのカップだとフレームに干渉しちゃいます。
EVERNEWの『Ti400FDNH』ならギリギリ干渉せずに置けます。
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EVERNEWのカップにスノーピークの300mlがスタッキングできるので、チタンシングルマグ450mlも置けると思います。
大きめのクッカーだと、フレームの上にドンと置いちゃえば良さそうです。
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やっぱり1人分のコーヒーを入れるスタンドにすると、結構高さがあるなって感じるけれどどうでしょうか?何はともあれ、1人分のドリップコーヒーを入れてみたいと思います。
淹れ始めはこぼれそうになりました。
やっぱり少し高すぎる気はしますが、外で使ったらこれはまた楽しそうですね。
おしゃれで持ち運びがしやすいコーヒードリッパースタンド、なかなか良いのではないでしょうか。
《コーヒードリッパースタンドおすすめポイントまとめ》
- パッと広げるだけですぐに使える
- コンパクトで持ち運びやすい
300円ショップのキャンプギアからも目が離せない!
いかがだったでしょうか?今回は3COINSとスタンダードプロダクツで見つけたキャンプ関連の新製品をご紹介させていただきました。
100円ショップと比べると価格は上がりますが、その分デザイン性やクオリティがアップしていて、ちょっと上質で良いものが見つかりますよね。今後も300円ショップのアウトドア用品にも注目していきたいと思いました。
というわけで今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。