女子野球の世界大会が日本で初開催 舞台は小山市と栃木市

 アメリカ発祥で世界最大規模の少年公式野球リーグ「ポニーベースボール」の女子野球の世界大会が31日、小山市と栃木市を舞台に初めて日本で開幕しました。

 開会式が開かれたのは、小山市にある小山運動公園野球場です。

 「ポニーガールズベースボールワールドシリーズ2023」は、世界で50万人が選手登録をする世界最大規模の少年硬式野球リーグで、大会は15歳以下の部と16歳以上の部に分かれ、アメリカなど6つの国と地域から合わせて10チームが参加します。女子野球の世界大会として、日本で開催されるのは初めてということです。

 日本ポニーベースボール協会の広澤克実理事長が小山高校出身だったことも縁で、小山市が会場の一つとなったといいます。

 開会式には、福田富一知事のほか試合会場となる小山市の浅野正富市長や栃木市の大川秀子市長が出席。福田知事は「小山市の栃木和牛と、栃木市のブドウなどおいしさ日本一で英気を養い、国境を超えた交流で、一生記憶に残る大会にして欲しい」と激励しました。

 また、選手宣誓は15歳以下の日本代表チームで主将の福田美羽さんが務め、日本語と英語で力強く宣誓し大役を果たしました。

 この日は、2会場であわせて6試合が行われ、大会は31日から8月4日まで行われます。

© 株式会社とちぎテレビ