タイ国政府観光庁の職員が日光を訪問 「タイと栃木の交流進める」

 栃木県とタイの観光交流をより深めようと、31日にタイ政府の職員が日光市を訪れました。

 日光市の日光東照宮を訪問したのは、タイ国政府観光庁の職員約50人です。2022年12月に福田富一知事がタイを訪問した際、タイと栃木県の相互誘客プロモーション支援や更なる関係強化に向け「観光交流促進に係る趣意書」を締結していて、今回はその一環としてタイの職員が栃木県を視察しました。職員たちは眠り猫などの彫刻を写真に収めるなどして楽しんでいました。

 また、福田知事はタイ国政府観光庁のユッタサック・スパソーン総裁と会談し「日光は見ざる聞かざる言わざるの三猿が有名だが、栃木とタイはお互いのことをよく見て、聞いて、そして発信していきたい」と話しました。

 一行はそのあと、日光市役所で粉川昭一日光市長を表敬訪問し、観光に関して意見交換を行いました。また、日光市が導入しているAIを利用して観光スポットの混雑状況をウェブ配信するサービスについて、日光市の職員から説明を受けました。

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