レッドブル・ザルツブルクは7月31日、ゲルハルト・シュトルバー氏(46)の監督就任を発表した。
今季をマティアス・ヤイスレ監督のもとでスタートさせるはずだったザルツブルクだが、先月末にサウジアラビアのアル・アハリに引き抜かれ、プランの再考に。そこで白羽の矢が立ったのがオーストリア人指導者のシュトルバー氏だ。
シュトルバー氏は元々、ザルツブルクのアカデミーを指導した過去を持ち、リーフェリングやヴォルフスベルガーを指揮した後、イングランドのバーンズリーへ。2020年10月からアメリカのニューヨーク・レッドブルズを率いた。
ザルツブルクと2年契約を結び、指揮を執るシュトルバー氏は「このチャンスを得られて本当に嬉しい。間違いなく、これまでの指導者キャリアにおけるハイライトだ」とコメントしている。
なお、オーストリア・ブンデスリーガは先週末に開幕。監督を引き抜かれてのスタートを余儀なくされたザルツブルクだが、アルハッタとのアウェイ戦を2-0の勝利で飾り、白星発進に成功している。