【寺島しのぶの寄付について】世界の問題に向き合うチャリティー活動へ積極的に参加

寺島しのぶとは?

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寺島しのぶさんは1972年12月28日生まれ、東京都出身の女優です。父は歌舞伎役者・尾上菊五郎、母は女優・富司純子、弟は歌舞伎役者・尾上菊之助という家系に生まれました。1989年にNHKドラマ『詩城の旅人』でドラマデビューし、その後は舞台や映画に出演し、高い評価を得ています。2010年に映画『キャタピラー』で主演を務め、『第60回ベルリン国際映画祭』の最優秀女優賞にあたる銀熊賞を受賞しました。

『読み聞かせプロジェクト』#SaveWithStoriesへの参加

女優として幅広く活動する寺島しのぶさんですが、実はこれまで数多くのチャリティー活動にも取り組んでいます。最近では、子ども支援専門の民間・非営利の国際組織『セーブ・ザ・チルドレン』による子ども支援活動へのご寄付(募金)を呼びかける目的で始まった『読み聞かせプロジェクト』#SaveWithStories(セーブ・ウィズ・ストーリーズ)SNSキャンペーンに参加しました。こちらの#SaveWithStoriesではコロナ禍の外出自粛の影響で外に出ることのできない子どもたちのために、著名人がSNSを通じて物語の読み聞かせをするプロジェクトです。

セーブ・ザ・チルドレンとは

新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威を振るうなか、国内では、保護者などに対する子どものこころのケアなどの情報発信や、放課後児童クラブ(学童保育)に対する支援、ひとり親家庭に対する食料品と遊具の支援を行っています。海外では感染症の感染予防や拡大の防止措置、医療関係者への支援などを展開するとともに、日本を含む世界中でこの危機の中にある子どもたちとその家族などを支援するためにご寄付(募金)の呼びかけを行っています。

ジェーン・バーキンとチャリティーコンサート『Together for Japan』に参加

2011年4月、東日本大震災が起きた直後に女優で歌手のジェーン・バーキンさんがフランスから緊急来日し、渋谷クラブクアトロ(東京都渋谷区)で、東日本大震災復興支援チャリティーコンサート『Together for Japan』を開きました。こちらの『Together for Japan』に寺島しのぶさんも参加しています。招待客600人に盛大な拍手で迎えられたバーキンさんは、曲の合間に『気をつけて』『ありがとう』と日本語で観客に優しく呼びかけながら『ジェーンB~私という女~』『無造作紳士』など7曲を歌い上げました。参加した寺島しのぶさんは音楽や朗読、ダンスパフォーマンスを展開。コンサートの模様は、動画配信サイトUSTREAMを通じて全世界に生配信されたそうです。寺島しのぶさんは詩の朗読を披露する前に

『この大変な時にジェーン・バーキンさんが“帰国”してくれた。感謝の気持ちでいっぱいです』

とバーキンさんに思いを伝えたそうです。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭』の審査委員長に就任、特集企画にて寄付を実施

寺島しのぶさんは『若手映像クリエイターの登竜門』として2004年から毎年開催されている『第19回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭』の審査委員長に就任しました。こちらの映画祭のメインはコンペティションであり、国際コンペティションには99の国・地域から応募された775本から10作品を厳選されたそうです。国内コンペティションでは、日本映画界の未来を担う、若手映像クリエイターが果敢に表現の可能性に挑んだ、長編6作品、短編8作品がノミネート。また、2022年にはチャリティ上映『ウクライナに寄せて』と題し、過去に同映画祭で上映され、日本では劇場未公開のウクライナ作品2本(『この雨は止まない』 『ラブ・ミー』)をリバイバル上映するという企画を行いました。この企画での収益は、深刻な人道危機の只中にあるウクライナの人々への支援に役立てるため、日本赤十字社を通じて全額寄付されたそうです。

まとめ

いかがでしたか。寺島しのぶさんは女優業を営むかわたら、数多くのチャリティー活動に参加していることが分かりました。これらのチャリティー活動を見ていくと、世界の貧困問題や紛争問題、震災復興など様々な支援に興味関心があることがうかがえます。寺島しのぶさんのような大女優がこういった活動に積極的に参加することで、日本にも寄付やチャリティーの文化がより広がっていくきっかけになれば良いと感じました。寺島しのぶさんの今後の活躍にも期待です。

サムネイルはこちらから

Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan – Terajima Shinobu from “2 Women” at Red Carpet of the Tokyo International Film Festival 2022, CC 表示 2.0, による

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