名古屋FWマテウス・カストロがサウジ移籍で基本合意! 3日にチームを離脱

[写真:©︎J.LEAGUE]

名古屋グランパスは1日、ブラジル人FWマテウス・カストロ(28)がサウジアラビアのアル・タアーウンFCに完全移籍すると発表した。両クラブは基本合意に。マテウスは今後、メディカルチェックを経て正式契約を結び、3日にチームを離れるという。

マテウスは2014年8月の大宮アルディージャ入りで来日後、2019年に名古屋加入を果たすと、同年後半から横浜F・マリノスにレンタル移籍。翌年から名古屋に復帰して以降は強烈な左足を武器に攻撃の中心となり、今季もここまで公式戦27試合で5ゴールだった。

明治安田生命J1リーグで上位争いを演じる名古屋を引っ張る存在だったが、今夏に欧州でも存在感を大きくするサウジ・プロフェッショナルリーグに挑戦する運びに。名古屋の公式サイトを通じて、別れを惜しんだ。

「たくさんの思いが溢れる中でお別れの言葉を見つけるのが非常に難しいです。タイトルを目指して全力で闘っていた中、シーズンの途中でチームから離れていくのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。グランパスの選手になってたくさんの方々から熱い応援をいただきました。豊田スタジアムでの感動は最高の思い出であり、一生忘れることなく私の中に残ります」

「大好きな日本から離れていくのは私にとってとても辛いことです。グランパスファミリー、チームメイト、コーチングスタッフ、サポートスタッフそして私のことを今まで支えてくださった方々へは感謝の気持ちしかありません。皆さんの愛情をとても強く感じますし、私も皆さんのことを愛しています。また豊田スタジアムで会える日が必ずくる、また日本に戻る、そう信じ願っています」

「名古屋グランパス、大宮アルディージャ、横浜F・マリノスはずっと私のハートの中にあります。本当にありがとうございました」

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