菅野美穂 全身アザだらけで、燃え尽きた 23歳で初めて経験した本格舞台を思い返す

俳優の菅野美穂が7月28日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。23歳で初めて訪れたロンドンを再訪し、その当時初めて経験した本格的な舞台や、様々な葛藤を振り返った。

15歳で芸能界デビューし、その演技力で次々と大役を射止め、結果を残した菅野だが、一方で周囲が青春を満喫する中、必死で走り続けてきたという。「みんながこれからの人生を見つめて、大学受験の勉強をして、長い目で自分の人生を見ているっていう時に、私は明日のセリフがもう入らなくて。新幹線の中でもアップアップで、ずっと台本をめくって。」と、当時の葛藤を告白。

そして2000年、23歳の時、舞い込んだ大役“ヘレン・ケラー”で、“サリバン先生”を演じた大竹しのぶと共演。「それまでの映像の仕事とは全く違う本格的な舞台というか。舞台っていうよりプロレスみたいな感じだったんです。サリバン先生とヘレンの取っ組み合いのシーンとかは、アザがね、もう本当いくつできてるか数えられなくなるぐらい。段々つながっていって、大きな1つのアザになるみたいな感じで。」と、未知なる領域に踏み出した初舞台を振り返ると、MCの今田耕司も「この舞台、エグそうやなと思たんは覚えてんねん」と応じた。さらに菅野が、1日2回公演の日は大変だったと話すと、驚いた今田は1回目と2回目の間は何をしていたのかと質問。菅野が「…食べてました(笑)」と答えると、すかさず今田も「プロレスや、レスラーですやん」と返し、笑いを誘った。

初の本格舞台は、燃え尽きるほど充実した一方で、“何か至らなかったな”と足りないものを感じた菅野。自分に足りていない『何か』を吸収したいという思いが、初めてのロンドン一人旅、さらにその後の演技留学にも繋がっていったのだという。

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写真提供:(C)日テレ

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