学校「暑さ指数」活用を 熱中症対策で文科省通知

 文部科学省は1日までに、山形県米沢市で部活動から帰宅中の女子中学生が7月に熱中症の疑いで死亡したことを踏まえ、学校での熱中症対策の徹底を求める通知を全国の教育委員会などに出した。帽子の着用や水分補給、気温や湿度から算出する「暑さ指数」を測定して活用することを推奨した。

 7月31日付の通知では「危機管理マニュアル」で部活動を行うかどうかの基準をあらかじめ決めておくことなどが有効と指摘。暑さ指数だけでなく、気象庁や環境省が注意を呼びかけるために出す「熱中症警戒アラート」の有無でも判断できるとしている。

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