三菱電機ホーム機器、深谷でIHクッキング教室 埼玉新聞社と主催で4年ぶり ふっかちゃんも「簡単で安全」

厚焼き玉子に挑戦する親子=26日昼、深谷市の三菱電機ホーム機器クッキングスタジオ

 埼玉県深谷市小前田の三菱電機ホーム機器で26日、IHクッキングヒーターやレンジグリルを使って調理する「第12回親子deカンタンIHクッキング教室&農作物収穫体験会」が開かれた。抽選で選ばれた小学3~6年生の親子10組20人が参加。料理を楽しみ農業王国深谷の幸を体感した。

 催しは三菱電機ホーム機器と埼玉新聞社の主催で、4年ぶりに開催された。

 料理教室ではリングパンを専用の皿を使って約1時間で1斤分を焼き上げた。カレーはIHクッキングヒーターの機能を使い、かき混ぜる必要もなく、煮崩れもなかった。焼きそばも麺と具材を重ねてレンジに入れるだけ。メニューは品数豊富で、調理も簡単でおいしく出来上がる。

 行田市の5年生、小林玲真さんはIHクッキングヒーターで厚焼き卵を作ったのは初めてで、「おいしく食べたいです」と試食が待ち遠しそうな様子。1月にレンジグリルを購入したという母親の裕美さんも「いろいろな使い方があるのが分かった。子どもだけでも簡単に作れて安全ですね」と話していた。深谷市の3年生、田端夏帆さんは「厚焼き卵はどんどん大きくなって大変でした」と調理が楽しそうだった。

 農産物の収穫体験はジャガイモ、夏ネギを収穫。工場見学ではIHクッキングヒーターや掃除機などの製造を見学した。深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」も訪れ、参加親子は夏の思い出を増やしていた。

 イベントの詳細は8月30日付で紙面特集する。

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