8月末までブルーベリー狩り 低木で子どもも摘みやすく、田辺市の農園

子どもでも簡単に実が採れるブルーベリーの木(和歌山県田辺市で)

 和歌山県田辺市中辺路町の「松平農園」(松平久也園主)のブルーベリー園では、毎年恒例のブルーベリー狩りが始まった。期間は8月末までの予定。

 同園は約50アールの畑で、10種類ほど約千株のブルーベリーを栽培している。低木なので、子どもでも簡単に実が採れるという。

 今年は開園前に雨がよく降り、実は大きく成長した。終盤になるにつれて実は小ぶりになるが、その分、甘みはぎゅっと凝縮されていくという。収穫時期で変化する味を楽しみに、シーズン中に何度も訪れるファンもいるほど。

 同園は山に囲まれたのどかな場所にある。松平園主は「ピクニックシートを広げたり、水遊びをしたり、ブルーベリーを摘んだりしながら、自然の中で癒やしの時間を過ごしてもらえたら」と話している。

 事前予約が必要で、入園料は1人千円。制限時間なしの食べ放題で、自分で摘んだ実を籠1杯(約1キロ)持ち帰ることができる。子どもが保護者と同じ籠を持って一緒に食べたり、摘んだりする場合は無料。

 期間中は、手作りジャムと自家栽培の野菜も販売している。

【お店情報】 田辺市中辺路町川合1667 入園時間:午前8時~11時(正午閉園)、午後1時~4時(午後5時閉園) 月曜定休 電話090.9048.6093

地図「松平農園」

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