サビッチにサウジ行きの可能性浮上…アル・シャバブと会談を行った模様

[写真:Getty Images]

サウジアラビアのアル・シャバブが、アトレティコ・マドリーのモンテネグロ代表DFステファン・サビッチ(32)の獲得に動いているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

報道によると、元アルゼンチン代表MFエベル・バネガや韓国代表GKキム・スンギュを擁するアル・シャバブは、ディフェンスラインの補強候補としてモンテネグロ代表DFをリストアップ。今週に入って選手サイドと移籍に向けた話し合いを行ったという。

現時点でサビッチの態度は不明だが、アトレティコとの現行契約は2024年夏までとなっており、32歳という年齢を考えれば、中東行きを選択する可能性は十分に考えられるところだ。

一方、アトレティコは主力DFの売却には前向きではないものの、トルコ代表DFチャーラル・ソユンジュら新たなセンターバックを獲得したこともあり、適切な金額のオファーが届いた場合、売却を検討する見込みだ。

2015年にフィオレンティーナからアトレティコに加入したサビッチは、これまで公式戦264試合に出場。ディフェンスラインの要として2017-18シーズンのヨーロッパリーグ制覇や2020-21シーズンのラ・リーガ優勝に貢献してきた。

近年は負傷離脱やカードトラブルによる離脱が目立つものの、ディエゴ・シメオネ監督からの信頼は依然として厚い。

© 株式会社シーソーゲーム