6月の通貨統計、総預金0.5%増

香港金融管理局(HKMA)は7月31日、2023年6月の通貨統計を発表した。同日の政府新聞公報によると、6月の認可機関の総預金残高は前月に比べて0.5%増加し、うち香港ドル預金は0.2%増、外貨預金は0.8%増。上半期の総預金残高は0.2%増、香港ドル預金は同1.7%増となっている。香港の人民元預金は6月に1.7%増、6月末現在で9073億元となっている。越境貿易決済の人民元取引総額は6月に1兆892億元に上り、5月の9773億元より増えた。預金残高の変動は金利動向、市場での資金調達活動など多くの要素の影響を受ける。このため長期の趨勢を観察する必要があり、月単位の変動を過度に読み解く必要はない。

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