7月の気温、過去最高に 45年ぶり、1.91度高く

 気象庁は1日、7月の平均気温が、平年を示す基準値(1991~2020年の平均)を1.91度上回り、統計を開始した1898年以降で最も高くなったと発表した。これまでの最高は1978年のプラス1.51度で45年ぶりに更新した。

 特に7月後半から最高気温が35度以上の猛暑日が相次ぐなど厳しい暑さが続いた。気象庁によると、台風が発生するなどフィリピン付近の積乱雲の活動が活発で太平洋高気圧の勢力が強くなり、暖かい空気が流れ込んだためだという。

© 一般社団法人共同通信社