北海道 今週後半は大雨のおそれ 早めの対策を 東日本は2日(水)も不安定

4日(金)午後9時までに予想される72時間降水量(ウェザーマップ)

 北海道は3日(木)~5日(土)ごろにかけて、断続的に激しい雨が降り、大雨となる見込み。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要となる。また、東北や西日本は1日(火)夜遅くにかけて、東日本は2日(水)にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な非常に激しい雨に注意が必要だ。

2日(水)にかけての発雷確率(ウェザーマップ)

 3日(木)~5日(土)ごろにかけて、前線が北海道付近に停滞し、暖かく湿った空気が流れ込む見通し。上空の寒気や、暖かく湿った空気の影響で、東北や西日本は1日(火)夜遅くにかけて、東日本は2日(水)にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。

大雨・雷・突風

3日(木)午前9時の予想天気図(ウェザーマップ)

 北海道は3日(木)~5日(土)ごろにかけて断続的に激しい雨が降り、大雨となる見込み。

■24時間予想雨量(多い所)
 3日(木)夕方まで 北海道 100~150ミリ
 4日(金)夕方まで 北海道 100~200ミリ

4日(金)午後9時までの72時間予想降水量8月平年比(ウェザーマップ)

 その後、5日(土)ごろにかけて雨が続き、総雨量が8月の平年1か月分の雨量を超える大雨となるおそれがある。北海道は3日(木)~5日(土)ごろにかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要だ。前線の動向や活動の程度によっては、警報級の大雨となる可能性がある。

積乱雲が近づくサイン(ウェザーマップ)

 東北や東日本、西日本は、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な非常に激しい雨に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要となる。

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