中部日本ビルディング（名古屋市）は1日、同市の繁華街・栄地区で建て替えを進めている複合施設「中日ビル」の竣工式を開き、内部を報道陣に公開した。今秋からオフィスエリアが稼働を始め、来春の全面開業を目指す。
中日ビルは延べ床面積約11万7千平方メートル、地上33階、地下5階で高さは約158メートルと栄地区では最高層のビルになる。
ビルの地下1階～地上5階の低層部にはショップやレストランなどが入り、9～22階はオフィスエリア、24～32階の高層部には三菱地所系のホテルが開業する。
低層部には高さ約21メートルの吹き抜けで開放感を演出。7階に来訪者の憩いの場として広場を設けた。
