ドルトムントが23-24新サードユニを発表!デザインは80年代「adidasユニ」の再現か

ドイツ1部のボルシア・ドルトムントとキットサプライヤーのPumaは7月29日、2023-24シーズンに向けた新サードユニフォームを発表した。

このユニフォームはカップ戦モデルに位置付けられているため、主にUEFAチャンピオンズリーグやDFBポカールで使用される。

Borussia Dortmund 2023-24 Puma Third

ボルシア・ドルトムント 2023-24 Puma サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームは、イエローを主体に幾何学的なグラフィックが目を引くデザイン。今回のテーマは「レトロフューチャー」で、ホームタウンであるドルトムントの歴史にインスピレーションを得たものだという。

新ユニフォームは7月30日にラスベガス(アメリカ)で行われたマンチェスター・ユナイテッドとのプレシーズンマッチでデビュー。試合は3-2でドルトムントが勝利した。

ドルトムントの街は“鉄と石炭”の産業で発展。今回のデザインはとくに鉄鋼をイメージしたようで、ザラツキ感のあるグラフィックがどことなく鉄を思わせる。ただ、それ以上に今回のデザインは懐かしき80年代のユニフォームを想起させるものだ。

クラブやPumaは過去のユニフォームに言及していないが、今回のキットデザインは間違いなくadidasがサプライヤーだった1988-89シーズンのユニフォームを意識したものと思われる。

88-89シーズンのブンデスリーガは7位と振るわなかったが、DFBポカールは史上2度目の優勝を成し遂げている。

88-89シーズンモデルは当時のオランダ代表などと同じで、上向きのシェブロン(<マーク)が特徴的。マルコ・ロイスの背景に描かれているグラフィックが、さり気なくそのシェブロンを示唆しているようで面白い。

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この新ユニフォームはクラブ公式オンラインストア、Pumaオンラインストア他で販売中。

ドルトムントはチェルシー、アヤックスなどとのプレシーズンマッチを消化し、8月19日にホームで行われるケルン戦で2023-24シーズンのブンデスリーガ開幕を迎える。

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