ルカクとヴラホビッチのトレード交渉が本格化… ユベントスは62億円以上の金銭譲渡をチェルシーに要求

[写真:Getty Images]

チェルシーとユベントスはベルギー代表FWロメル・ルカク(30)とセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(23)のトレード移籍を画策しているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。

以前はインテルへの移籍で話が進んでいたものの、ユベントスからの関心を受けてインテル側との連絡を絶ったルカク。これにより、インテル行きの可能性が消滅し、ルカクはサウジアラビアのクラブから届いたオファーも拒否。チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督も同選手を戦力として数えていないため、去就が不透明となっていた。

現在、ルカクを獲得する可能性が残っているのはユベントスのみという状況のようで、チェルシーはヴラホビッチとのトレードを視野に入れ始めたとのこと。すでに両クラブは接触し、交渉が本格化しているという。

最大の争点となっているのは金銭面で、ユベントスは3000万〜4000万ユーロ(約47億〜約62億7000万円)をチェルシーから受け取るという案に納得していない模様。2人の給与額の違いや年齢差を考慮し、より多くの金銭をチェルシーに要求。今後数日にわたり、両クラブは話し合いを進めていくことになるようだ。

昨シーズンのルカクはレンタル先のインテルで公式戦37試合に出場し、14ゴール7アシストを記録。ヴラホビッチは42試合で14ゴール4アシストという成績を残していた。

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