広島ドラゴンフライズは、10月のBリーグ開幕戦に向け、8月1日から外国籍選手を除く日本人7人が、チーム練習をスタートさせました。
7月31日、広島入りしたミリングヘッドコーチがチームに合流。新加入の山崎ら、勢ぞろいの日本人選手と、さらにヘッドコーチの20歳の息子・ジェイコブ・ミリングとマーフィーがこの日から加わり、10人での始動です。
まずは今季のテーマの1つ、フィジカル(体力面)の強化を図るため、新しくポールを使った体幹強化にも挑みました。息もつかせぬ激しいトレーニングですが、ことしから新たにインタバル中にイスに座って短時間休むことも取り入れました。
チームの課題のディフェンス強化のため、相手との間を詰め、激しく守る練習にも重点的に取り組みました。
辻の抜けたスリーポイントを埋めるのは、咋季、アシストに回った寺嶋。
広島ドラゴンフライズ 寺嶋良 選手
「3ポイントは、特にシュートの打ち方が変わるなと思っていて、自分が仲間を引き寄せて3ポイントを打たせたり、自分で相手を振り切ってシュートを打つ機会が増えると思うので、シュートフォームを改善しながら挑戦しています」
群馬から移籍してきた山崎も練習では正確な3ポイントを披露。期待がかかります。
広島ドラゴンフライズ 山崎稜 選手
「持ち味であるシューティングの部分は精度を上げていきたいと思っていますし、ドリブルなどで自分のプレイとしてクリエイトしていく力をつけていきたい」
安定感がある 上澤俊喜 にも積極的な3ポイントが求められます。
最後はインターバル走を4本こなし、初日から精力的に動きました。
広島ドラゴンフライズ 朝山正悟 選手
「疲れましたね。でも、いよいよ、こうしてみんなが集まって、新シーズンがスタートしたなという気持ちになれますし、本当にメンバーが少し変わったんですが、その中で去年いたメンバーとこうして元気な姿で会えたのがうれしかったですね」
広島ドラゴンフライズ カイル・ミリング ヘッドコーチ
「帰ってきた初日でとてもうれしく思う。選手もみんな、興奮していた。ここから一歩ずつ積み上げていきたい」
― 本格的な練習をスタートした広島ドラゴンフライズ。このあとは、8月中旬にエバンスら3人の外国籍選手が合流、9月のワールドカップ終了後、カイソットが合流します。開幕は10月7日・8日、アウェイでファイティングイーグルス名古屋と対戦します。