魅力ある笠岡へ 中高生アイデアを JCがコンテスト CFで費用募る

コンテストの打ち合わせをする笠岡JCのメンバー

 笠岡青年会議所(JC)は、中高生が魅力あるまちづくりのアイデアを発表し合うコンテスト「Jimoto♥(アイ)Award~あなたはまちが好きですか~」を10月21日に笠岡市で開く。運営費の一部をクラウドファンディング(CF)で募っている。

 コンテストは中高生が地域の将来に関心を持ち、地元愛を育む機会にしようと初めて企画。笠岡JCが活動地域とする笠岡市、浅口市寄島町地区から8校の約25グループが参加する。

 生徒たちは6月から準備を本格化。JCメンバーも各学校を訪れ、発表内容のブラッシュアップに力を貸している。カブトガニを活用したまちおこし、商店街の活性化、ご当地グルメの開発といった案が出ている。

 コンテストは笠岡市民会館(同市六番町)で開催。プレゼンテーションのビデオ審査による予選会を通過した6グループがステージ発表を行い、最優秀賞と特別賞を選ぶ。キャスターの辛坊治郎さんの講演もある。

 笠岡JCの赤田健理事長は「ふるさとに誇りを持ち、社会の担い手となれる若者を育てたい。中高生の思いが大人たちにも伝わり、まちが変わるきっかけになれば」と話す。

 CFサービスは山陽新聞社や中国銀行の「晴れ!フレ!岡山」を活用する。目標額は80万円で8月末まで募る。詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/jimotoaiaward)。

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