朝ドラ・田邉教授の「祝杯シーン」にSNS心配「闇堕ちだ…」

土佐の造り酒屋で裕福な家庭に生まれ育った主人公が、植物学者として成長し動乱の世を生き抜く連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。8月1日放送の第87回では、万太郎が田邉教授に許してもらうため論文を書き直し、再び会いに行くシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

田邊(左、要潤)からあることを告げられる万太郎(神木隆之介)(C)NHK

田邊教授(要潤)の怒りを買ってしまった万太郎(神木隆之介)は、講師・大窪(今野浩喜)の力を借りながら論文を書き直す。さらに友人・波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)も万太郎を許すよう嘆願したものの、田邉教授の気持ちは変わらないという。

田邉教授の自宅に足を運んだ万太郎だが、そこで教授が新たな植物図鑑を作ること、万太郎が自身の図鑑発行を諦め教授に尽くすなら許してもいいと告げられる。失意のあまり一晩中歩き回っていた万太郎を迎え入れた妻・寿恵子(浜辺美波)は、「万太郎さんは終わらない。終わるもんですか」と励ますのだった。

万太郎を追いかえしたあと、酒を飲みながら「これは祝杯だ」「私の魂は自由になった」と宣言する田邉教授が描かれた今回の放送。

田邉教授の祝杯シーンと万太郎への頑なな態度に、SNSでは「清々しいまでの闇堕ちだ」「自由だと言っていたけど逆にがんじがらめなのでは」「万太郎という光が強すぎて田邉教授は闇から出てこられなくなってしまった」など、今後の田邉教授を案ずる声もあがっていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。8月2日放送の第88回では、万太郎が博物館の野田(田辺誠一)と里中(いとうせいこう)のもとを訪ねる。

文/つちだ四郎

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