ペット同伴で避難訓練 大槌町が津波想定し家族を案内

ペットを連れて避難所に身を寄せる際の課題を点検する関係者

 大槌町は7月29日、同町の金沢地区体育館で、災害時にペット同伴で身を寄せられる避難所運営の訓練を行った。

 遠地津波を想定し、町内外の9家族が計12匹の犬を連れて参加。受付で町職員が▽ケージに入れているか▽狂犬病予防接種の有無▽トイレシートの準備-などを確認し、2メートル四方のテントに各家族を案内した。

 不慣れな環境でほえる犬もいたが、飼い主はトイレシートなどの備品が充実している点や、一緒に過ごせる安心感を評価。集団での生活に「普段からのしつけが重要」との声も上がった。

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