スパでの2024年用F1タイヤテストがスタート。ウエットのなか、マクラーレンとアストンマーティンが走行

 F1タイヤサプライヤーのピレリが、F1ベルギーGP直後のスパ・フランコルシャンで、2024年用タイヤ開発テストをスタートした。8月1日と2日に行われるこのテストに、マクラーレンとアストンマーティンが協力し、それぞれ今季型マシン1台ずつを走らせている。

 テスト初日は雨に見舞われ、さまざまなタイプのインターイミディエイトタイヤとエクストリームウエットタイヤのテストが実施された。マクラーレンの走行はオスカー・ピアストリが担当、47周を走行するなかで、ベストタイムは2分00秒682だった。アストンマーティンからはランス・ストロールが参加し、70周を走行、ベストタイムは1分57秒697だった。

ピレリF1テスト(ベルギー) ランス・ストロール(アストンマーティン)

 テスト2日目には、アストンマーティンからベルギー出身のリザーブドライバー、ストフェル・バンドーンが登場する。バンドーンにとっては約3年ぶりのF1走行の機会となる。

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