勝みなみは仏→英→日→加→米で今季最長7連戦へ

国をまたいでタフな7連戦を予定(撮影/村上航)

◇米国女子◇フリードグループ スコットランド女子オープン 事前(1日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6494yd(パー72)

勝みなみが前週のフランス開催「アムンディ エビアン選手権」からスタートした連戦は、今季ここまでで最長となる7試合を予定している。

今週はスコットランドに舞台を移し、次週はイングランドで「AIG女子オープン(全英女子)」に出場。今季メジャー最終戦からいったん日本に戻って国内ツアー「CAT Ladies」にスポット参戦した後も、休む暇なくカナダで「CP女子オープン」、さらにオレゴン州ポートランド、オハイオ州シンシナティと北米で試合が続く見込みだ。

2週後には日本ツアー出場も(撮影/村上航)

「アメリカに来られない日本のファンの方々の前でもプレーできたらと思って」と話すように、米国に軸足を置きつつ母国でプレーできるタイミングもうかがっていた。タフな連戦でコンディショニングには細心の注意を払いつつ、3月「Tポイント×ENEOSゴルフ」以来となる国内ツアー出場に「日本を1週間挟めるのは気持ち的に楽しみが大きい」。主戦場に戻る前に弾みをつけるきっかけにもなるとうなずく。

リンクス克服を目指す(撮影/村上航)

まずは初出場の今大会。これまでロイヤルトゥルーン(2020年)とミュアフィールド(22年)での全英女子、岡山・JFE瀬戸内海GCでの20年「日本女子プロ選手権」はいずれも予選落ちを喫した。「リンクスにあまりいい思い出がない分、今回でいい思い出を作れたら」。英国出身の帯同キャディ、ミック・シーボーン氏の力も借りながら、苦手意識払しょくを誓った。(スコットランド・アーバイン/亀山泰宏)

開幕2日前に18ホールをチェック(撮影/村上航)

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