ウクライナ南部、激戦続く ロシア、砲弾不足の分析も

1日、ウクライナ軍から攻撃を受けた南部ザポロジエ州の食料品店(タス=共同)

 【キーウ共同】英国防省は1日、ウクライナ南部ザポロジエ州や隣接する東部ドネツク州側の境界に近い地域で、同国とロシアの激しい戦闘が続いているとの分析を発表した。ロシアに砲弾不足などの問題が起きている可能性が高いとも指摘した。ただドネツク州側ではウクライナが苦戦する様子も報じられた。

 激戦が続くのはザポロジエ州オリヒウ南方とドネツク州スタロマイオルスケ村周辺。英国防省はオリヒウ南方に展開するロシア軍は長期戦で消耗している可能性が高いとみている。一方で米CNNテレビは1日、7月下旬にウクライナが奪還したと発表したスタロマイオルスケ村の周辺でロシア側が反撃を続けている様子を報じた。

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