「魔法の美術館」来場1万人突破 東京の小野さん家族に記念品

1万人目の来場者となった夏休みの帰省で佐賀を訪れていた小野さん家族=佐賀市の佐賀県立美術館

 佐賀県立美術館(佐賀市)で開催中の「魔法の美術館」(佐賀新聞社主催)の来場者が1日、1万人を突破した。ボールを投げると花火の景色が広がる作品をはじめ、名画の中に入り込んで写真を撮れるスポットなど体験型のメディアアートに、来場者らは幻想的な空間を楽しんでいた。

 1万人目は、東京から祖母が住む佐賀を家族で訪れていた小野隆裕(たかひろ)君(6)=東京都=ら。魔法の美術館オリジナルグッズなどが贈られた。小野君は「自分の姿が自由に伸びる『SUPER SLIT-SCAN』が一番楽しかった。何回も写真を撮って遊んだ」と笑顔で話した。母親の小野つばささん(40)は「ただ見るだけでなく映像に合わせて体を動かしたりなど、子どもから大人まで楽しめる大満足の内容だった」と感想を話していた。

 「魔法の美術館」は27日まで。開場時間は午前9時半から午後6時(最終入場は午後5時半)まで。月曜休館。(坂本有佐)

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